20世紀のアートタイル
うるさいまでに室内を飾るヴィクトリア朝の趣味はすでに過去のものとなり、まるで病院のように飾り気のない部屋が好まれるようになったため、工業生産されるタイルは無地物が大半だった。
(略)
しかし、アート・タイルの伝統も細々ながら生き延びていた。
1920、30年代の英国ではバーナード・リーチが、英国中世の伝統と日本の双方から想を得てタイルの制作を続けた。
以前、ヴィクトリア朝のものをご紹介した英国のタイルですが、こちらは同じくミントン社による1930年頃のアートタイル。アール・デコの時代ですね。どのように使われたのでしょうか。
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