飯南町でヒツジに注目した会合開催へ
家畜として羊を飼育することに着目した会合と交流会が、飯南町上来島の県中山間地域研究センターで十九日にある。毛と肉を活用でき、耕作放棄地に放牧すれば雑草を食べる特性を踏まえ、可能性を話し合う。
県によると、県内では現在、七十六頭の羊が飼われているが、ほとんどが愛玩目的で、家畜として飼育されている頭数は極めて少ない。北海道以外では家畜として定着はしていないのが実情だ。
牛など大型の家畜に比べて小さく、従順な性格のため扱いやすいのがメリット。同センターによると、放牧して雑草を食べさせ、中山間地域の耕作放棄地を管理する方法を取る農家もある。
毛はウールとして活用できる。最近は、栄養素が豊富で脂肪を分解するアミノ酸の一種が牛肉や豚肉より多い羊肉が、ダイエット効果があるとしてジンギスカンブームに乗って注目を集める。
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