石仏のひつじたち
羅漢場は人間が人間を見つめるところである。冷たい石であるが撫でるとホカホカと温かく、どれもなかなかの「ひょうきんもの」である。
亥と遊ぶ羅漢はどうしてもみつからなかったが、他の十二支は揃っていた。全国に羅漢場は数多くあるが、十二支の揃っているのは川越をおいて他にないようである。
「石佛十二支・神獣・神使」
狛犬、狐、猫、猿、象まで、あらゆる石仏の動物たちが集められたこちらの本、少数ながらひつじもひそんでました。上は川越喜多院の五百羅漢、下は東京都港区の願生寺です。森山隆平著。
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