GWなので(?)、ちょっと遠出をして、大阪は鶴見緑地公園内にある、咲くやこの花館に行ってまいりました。
見たかったのは、これ。
ザンセツソウ
キク科 ニュージーランド
英名はズバリ「ベジタブルシープ(植物のヒツジ)」、
遠くから眺めるとうずくまったヒツジのようにみえることから名付けられました。
高い山に生育し、寒さから身を守るために枝と葉を密接させてまるでクッションのような姿となります。
一見するとコケと間違いそうですが、初夏には黄色い花を咲かせます。
なお、ニュージーランドに育つ同じキク科のHaastiaもベジタブルシープと呼ばれます。
羊似の植物というと、以前タカワラビを見に行ったことがあるのですが、こちらはキク科。
さて、羊にはどんなふうに似ているのかと、「高山植物室」のコーナーに向かいます。
あっ、白い! あれですよ、あれ!
近寄ってみたり、離れてみたり。遠くから眺めれば、たしかに羊に見えそうです。タカワラビは根っこのふかふか具合がヒツジ、ということでしたが、こちらは羊背岩と同じ理屈なのですね。
いやまぁ、伝説の植物羊みたいなのがあってもたいへんですし。