約150万円の紙幣を食べた羊の運命は… – 中国

ひつじ春夏秋冬

中国北部河北(Hebei)省の張家口(Zhangjiakou)郊外で、羊を世話する農民
 国営北京通信によると、飢えた羊の群れが、村の公費だった紙幣10万元(約145万円)分の紙幣を食べつくしてしまうという事件があった。
 中国北部陝西(Shaanxi)省の村で、村の出納係の農民は、自分が飼育している羊の飼料用の干草の下に隠しておいた公費の紙幣のほとんどが、羊たちによって食べつくされているのを発見した。
 出納係のZhang氏は、強盗から村の公金を守るために、飼料の下に紙幣を隠してあった。Zhang氏と村の役人たちは、「ごちそう」を食べたと疑いのある羊10頭を処分、解体したが、胃の中から発見された紙幣は、すでに半分消化され、断片となっていた。
 役人たちは、紙幣をつなぎ合わせようと努力したが、復元できたのは数百元分のみだった。銀行は、村民たちに同情を示したものの、復元された紙幣のうち完全な紙幣とみなされたのは極一部だけだった。

sheep.jpさんより。
なんでよりにもよってヒツジの餌の下に隠したり……。
ひどい目にあったのは、お金を食べられた村の人なのやら、食べたばっかりに解体(!)されてしまったヒツジなのやら。

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夢かない第2の人生は羊飼い

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羊農家への挑戦を始めた夫妻
 ふるさと厚真の雄大な自然が忘れられず、定年退職後に町内へとUターン、羊農家に挑戦する男性がいる。浜厚真に移住した山田忠男さん(61)。名古屋で35年間の教員生活を終え昨年、高校時代まで過ごした厚真に帰郷し、周囲の温かい応援を受けながら、念願の農業従事者の資格を取得して羊17頭を飼い始めた。
 山田さんの子供のころは浜厚真の「三宅沼」が遊び場。「豊かな自然の中、夏は水泳、冬はスケートを楽しんだ」と振り返る。大学を卒業して名古屋で教員となり、35年間にわたり過ごしたが、いつも頭の片隅にはふるさと厚真の大自然があったという。
 「人生80年。定年退職後は時間に縛られず、のんびり自然の中で過ごしたい」と昨年春、定年退職を機に妻のヒサ子さん(60)と移住を決定。親せきや知己を頼りに三宅沼のほとりに家を構え、農業を始めようと考えた。
 ところが新規就農へのハードルは、素人の山田さんにとって厳しく、1年間は農業従事者の資格を取れないまま。そんな時に「町内の羊農家は1戸だけ。羊農家に挑戦してみたら」とアドバイスを受けた。十勝や釧路などの羊農家などを見学し、町内唯一の羊農家・保田広晴さん(63)からも指導を受け、さらには羊の譲渡も約束してくれた。
 牧草地2ヘクタールを借りた。6月に保田さんから雄羊3頭を譲り受け、7月から雌羊14頭が加わった。息子の広樹さん(30)も、農業者になろうと雑誌記者を辞め、阿部ファームで研修を始めた。羊小屋は手作り。9月にはさらに羊約10頭が加わるといい、「親羊だけで200頭ぐらいにしたい。5年ぐらいかけて取り組みます」と意欲的だ。広々とした土地に心和ませ、夢も一歩ずつ現実となり、「この地に帰ってきて良かった」と会心の笑顔を見せている。

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子イノシシ仲良く生活

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ヒツジと同居する子イノシシ
 僕はヒツジかも?。皆野町と東秩父村にまたがる県営秩父高原牧場に付属する彩の国ふれあい牧場で、野生のイノシシの子どもがヒツジの群れに混じって生活している。ヒツジたちは仲間として迎え入れ、子イノシシはすっかりヒツジになりきったようで観光客の人気を集めている。
 高原牧場は標高五七〇メートル前後の山域にあり、広さは三百五十ヘクタール。酪農体験などができるふれあい牧場は七ヘクタールで、コリデール種二十頭が飼育されており、このうち十一頭は今春生まれた。その群れの中で、子イノシシが確認されたのは十日のことで、ふれあい牧場の田島敏課長(57)が気づいた。
 当初は親ヒツジが追い回していたが、子ヒツジたちは親の不安もなんのその。「仲良く餌を食べたりしていた」と田島さん。数日で親たちも受け入れ、子ヒツジと同じ扱いをしているようだ。
 イノシシは生後間もない特徴として、黄褐色の体毛に、白の縞(しま)模様がある。その姿から「うり坊」と呼ばれており、牧場でも、それが通り名となった。
 ヒツジたちの餌は学校給食の賞味期限切れのアルファ米で、朝夕の給餌(きゅうじ)にはそろってやってくる。日中、草を食べるヒツジのそばでうり坊は鼻先を土につっこんでは何かを食べている。「大好きなミミズを食べている」と田島さん。
 うり坊は今のところ体長三〇センチほどだが、成長すれば親ヒツジより大きくなる。牧場を訪れる親子らの人気を集めていることもあって、松岡俊和場長は「しばらくは自然の成り行きに任せます」と話している。
 ふれあい牧場は、関越花園インターから小川町経由か、皆野町経由、車で約六十分。月曜休場で、入場無料。

ヒツジ&ウリボーの別記事です。
給食であまったアルファ米を消費していく羊たちというのもなかなか。

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ヒツジの中に あれっ“ウリ坊” 子どもたちの人気者に

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ヒツジと生活しているイノシシの子ども
 東秩父村坂本の秩父高原牧場内彩の国ふれあい牧場放牧広場で野生のイノシシの子どもが二十頭のヒツジと生活している。牧場を訪れた子どもたちも「ヒツジの中にイノシシが一緒にいる」と大喜び、話題となっている。
 職員がイノシシの子どもを見つけたのは、十日午前九時ごろ。ヒツジと広場を走り回っていた。職員は「純粋なイノシシで親とはぐれて迷い込んできたのでは」と話す。
 イノシシの子どもは、「ウリ坊」と呼んでいる。「ウリ坊」が、いつも一諸にいるヒツジはメスの親ヒツジ。母親と勘違いしているようで、ヒツジが寝ていれば静かに寝ており、エサを食べれば真似して食べる。
 発見した当初は、職員が近づくと逃げたが、近ごろでは母親代わりのヒツジがそばにいれば、逃げなくなったとか。
 「ウリ坊」はこげ茶色で背中に三本の茶色い線が入っている。性別は今のところ不明だが、大きさから今年の二、三月ごろに生まれたと推測される。
 今では子ヒツジと頭突きをしながらじゃれ合うなど牧場の人気者となっている。

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ムリーリョ「貝殻の子供たち」

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ムリーリョ「貝殻の子供たち」 「貝殻の子供たち」(部分)

大阪市立美術館で2006年10月15日(日)まで開催されている「プラド美術館展」に、バルトロメ・エステバン・ムリーリョの「貝殻の子供たち」が来ています。しかも目玉扱いぽいですね。ムリーリョならではの、愛らしい幼児姿のキリストと洗礼者ヨハネと、そしてひつじ。
ムリーリョは、前に「善き羊飼い」と「羊飼いの礼拝」をご紹介しています。

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2メートル巨体“カップル” 猿撃退にダチョウ切り札

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猿からブドウを守るため放牧されたダチョウのつがい
 県農業技術振興センター栽培研究部湖北分場(木之本町)は獣害対策の一環として、2001年度から、木之本町内の山際で牛を放った。イノシシ、次いで猿の出没が止まった。牛が雑草を食べることで野生獣の好むヤブが消え、虫や根などの餌も減る。それが要因と同センターは分析する。
 だが、のんびりした牛が猿に突進することはない。センターの担当者らは「そのうち、慣れてしまうのでは。番犬のように威嚇する存在が必要」と考えた。
 猿は同ランド内のブドウ園(約150アール)で実を狙う。センターは昨年度、ヤギ、羊、子豚など5種類の動物を連れてきて、状況を観察。ヤギが猿に「にらみ」をきかす様子を、撮影した映像で確認した。
 さらに「攻撃的な特性」に着目し、県畜産技術振興センター(日野町)で飼育していたダチョウのつがいを放牧することに。逃げないよう、幅約5メートル、長さ約120メートルにわたって防護ネット(高さ約2メートル)を張り巡らせ、餌小屋を設けた。実験は9月末まで続ける。

滋賀県です。「イノシシ撃退にヒツジ効果は!?」という記事を以前紹介しましたが、サル相手にさらに強力な助っ人が……。
いまいちなんでしょうか、ヒツジ。

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地域別砂漠化の主要な原因

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砂漠化は、気候変動と主に過放牧、森林の不適切な管理と過伐採、過耕作、不適切なかんがい、植生破壊などの人間活動により起こる。そして、それらは人口増加、貧困や土地所有制度などの社会制度によりさらに深刻化する。
地域別砂漠化の主要な原因
データは、地域別の砂漠化の主要原因を示したものだ。意外にも過放牧による被害が一番多く、特にアフリカでは砂漠化の約半数が過放牧によるものである。これは、人口増加に伴い家畜頭数も増加の一途をたどっているからで、1950年に25億だった世界人口は2001年に61億に、同時期に世界のウシの頭数は7億2,000万から15億3,000万へと増えた。
ヒツジとヤギも同様に、10億4,000万から17億5,000万へと増加した。アフリカには、家畜を主要産業とする国が多いが、現在の家畜頭数は牧養力を少なくとも50%以上も上回っているといわれる。
アジアでは、過放牧のほかに森林破壊と農業目的も大きな割合を占めている。森林破壊は急速な人口増加による薪炭材の過剰伐採が大きな要因だ。農業目的で行われる不適切なかんがいも、土壌の塩化を進め、しばしば農地として利用不可能にしてしまう。

ヒツジさん、のんびりグラフ見ている場合じゃないですよ?

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がっぷり四つ (ヒツジの競技会)

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中国河北省で行われたヒツジの競技会
 中国河北省で行われたヒツジの競技会で、がっぷり四つに角を交える2頭。約50頭が参加し、勝ったヒツジの所有者には最大2万3千円の賞金が与えられる。

闘羊ですね。
……ああっ、もう少し詳細をー。どうなると勝ちなのかとか。

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地上3メートルうメ? 旭山動物園に空中餌場登場

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地上から約3メートルの高さの餌場で草をはむヤギ
 「行動展示」の先駆け、旭川市の旭山動物園で二十二日、「第二こども牧場」がオープンした。目玉は、地上から高さ約三メートルに設置されたヤギの餌場。来場者は、細い柱の上を渡って餌を食べるヤギの姿に驚きの声をあげていた。
 牧場の広さは約千三百平方メートルで、一九九七年に開設した「第一牧場」の隣に増設。牧場内にはヤギのほかヒツジとポニーがいて、来場者が触れることができる。旭川出身の元会社社長からの寄付金五千万円で整備した。
 野生のヤギは優れたバランス感覚を持ち、木に登って新芽などを食べるという。斜面から餌場に伸びる幅約十三センチ、長さ三メートルの柱を歩き、餌台の草をのんびりとはむヤギの姿を、来場者はカメラに収めていた。

バランス感覚抜群ですね。
間違って?ひつじがのぼって落ちたりしないんでしょうか。

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寄港→「よこう」 羊毛→「ひつじげ」…読み違い

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「論理」が苦手
 小中学生は作文で論理を上手に組み立てたり、算数・数学で問題の解き方を説明したりするのが苦手――。国立教育政策研究所が小学四年?中学三年(計約三万七千人)を対象に実施した「特定課題調査」で十四日、こんな結果が出た。二〇〇三年の国際的な学力調査でも同様の結果が出ており、論理的・数学的思考の弱さがあらためて示された。
 調査は指導要領の定着状況を検証し、指導法を改善するのが目的で、今回が初めて。
羊毛→「ひつじげ」
 作文では、84?93%が規定の字数内で記述でき、小四の61%、中三の74%が自分の考えを示すことができた。しかし、段落構成などを活用しながら論理の通った文章が書けたのは小四で32%にとどまり、中三でも69%だった。
 漢字の読みの調査では寄港を「よこう」、羊毛を「ひつじげ」と答えるなど、子どもがあまり使わない言葉に読み間違いが集中した。

中日新聞 7月15日朝刊記事

必須授業で毛刈りを行うことを提案したいところです。

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尾張筒井町天王祭の山車

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筒井町天王祭神皇車
神皇車水引幕アップ
先月の話になってしまうのですが、6月4日に名古屋市東区筒井で行われた天王祭を見てきました。こちらのお祭りは見事な山車が2台出るのですが、その一方である神皇車の水引幕に十二支が刺繍されており、これが良い感じなのです。下のほうの写真は、もちろんひつじ部分のアップ。
山車と山車祭りの研究サイト「尾張の山車まつり」さん「山車とお囃子 だし・わーるど」さんに、詳細がありました。

名古屋の夏祭りの先陣を切る筒井町の天王祭には,2台の山車が町内の無病息災を願い奉曳されます.この山車は,尾張徳川家菩提寺であった建中寺門前の神皇車と商店街の東側情妙寺前の湯取車で,ともに華麗な大幕を身にまとい,賑やかに筒井町の商店街・住宅地を曳き廻されます.

山車の水引幕の豪華な刺繍は、その下絵を森高雅、山本梅逸、渡辺清の高名な画家が描いた十二支で、江戸時代の工芸美術の粋として珍重されている。

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登録商標 ウールライン

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ウールライン

 一方、1925年(大正14)には、尾西織物同業組合がモスリン、セルに次ぐ製品として「ウール・ライン(Wool-Line)」を開発した。
 一般にセルは春秋に着るだけであったが、毛織物業者は、晩秋または冬に着る毛織物の着尺物を作り、命名に当たっては一宮にある同業組合で懸賞募集を行って、多数の応募の中からウール・ラインの名を選定した。ラインとは、重ねる、合わせる、すなわち袷(あわせ)の意味である。また、一宮市の西北を流れる木曽川、すなわち日本ラインから命名されたとか、棒縞があるためともいわれるが、いずれが正しいかは不明である。
 ウール・ラインは、セルの一種だが、セルよりも使用番手が細く、1反の重量はセルが 170 から 200 匁(640?750g)あるのに対して、120匁(450g)以下である。種類は中柄と単中(単糸中柄)があって、セルが普通春秋の単衣として用いられるのに対し、ウール・ラインは裏を付けて袷にし、春晩秋や冬の着尺に使用された。

やる気のなさそうなヒツジがたまりません。

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常盤公園にヒツジがやって来る、国文祭プレイベントでユニーク企画

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 常盤公園にこの夏、ヒツジがやって来る。第二十一回国民文化祭・やまぐち2006彫刻展(十一月三?十二日)のプレイベントで、来園者がヒツジと戯れる様子を撮影した映像が、そのまま本展で作品として上映される。
 宇部市は、ヒツジの飼育を手伝うボランティア七人を募集する。ヒツジの移動や作者が来園した時のイベントの手伝いをしてもらう。ボランティアには交通費、食費を支給するほか、荒蒔さん作製のヒツジTシャツがプレゼントされる。
 申し込みは十四日までに、市教育委員会彫刻推進室へ。十五日午後一時半から常盤公園の熱帯植物館で説明会がある。

ヒツジ移動のボランティア……?

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上越の耕作放棄地で放牧実験

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 中山間地の耕作放棄地で動物を放牧し、再び農地に戻す実験が29日、上越市桑取地区で始まった。神奈川県、長野県などからヒツジ5匹とヤギ16匹が到着。トラックでの長旅の疲れも見せず、夢中で草を食べ、「メー」と大きな鳴き声を響かせるなど、早くも上越の風土が「お気に入り」の様子だった。
 実験は東京農業大学(本部・東京都世田谷区)の藤本彰三教授(56)=上越市出身=の研究グループが行っている。同教授は「動物は荒れ地の雑草を食べ、フンを残すため土が丈夫になる」と考え、耕作放棄地の多い桑取地区に注目。「荒れ地を農地に戻し、地域農業の活性化につなげたい」と意気込んでいる。

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世界の羊がお出迎え めぇーめぇーランド 観光牧場あす開園 秩父別

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 町が昨年6月から整備していた羊の観光体験牧場「めぇーめぇーランド」(町内3東2)が完成し、24日午前8時半、開園する。同園南側に隣接する「ローズガーデンちっぷべつ」も同日午前9時、今季の営業を開始する。町は「牧歌的な雰囲気を観光客に楽しんでもらいたい」と話している。
 めぇーめぇーランドでは、サフォーク種四十三匹と英国原産のシェットランドなど世界の羊十五種類十五匹を飼育しており、約十二ヘクタールの敷地のうち約八ヘクタールを占める放牧地に二十匹のメスのサフォーク種を放牧する。周辺には延長約一キロの散策路があり、羊舎の「ふわふわ館」には「世界の羊展示室」とサフォーク種の飼育室がある。また羊毛を使ったマスコットやコースター作りを大人五百円で体験できる。
(略)
 両施設ともオープン初日は松本徳一町長らがテープカットし開園を祝う。ローズガーデンでは先着三百人に記念品を贈る。両園ともに開園時間は午前九時?午後五時。入場無料。問い合わせは町産業振興課へ。

以前から何度か開園準備(子羊誕生とか)の記事を掲載してきた、秩父別のめぇーめぇーランドがいよいよ開園とのこと。
おめでとうございます。
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そして、秩父別町の広報5月号に載っている紹介ページのインパクトに負けました。
ロバ……。
毛を刈ったロマノフはロバ。
また役に立たないひつじ知識が増えました。
あと、05年12月号にも羊が。

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