オオツノヒツジ 2頭の赤ちゃん公開!

ひつじを見にいく

オオツノヒツジの母子

オオツノヒツジは英語でもビッグホーンと呼ばれるように、オスには大きく巻いた立派な角があり、力比べの角突きは迫力満点です。
ロッキー山中に生息しているだけあって、険しい崖も身軽に登ることができますが、小さな子供たちも母親の後についてピョンピョンと跳ね回っています。ぜひとも、愛らしいオオツノヒツジの母子の姿をご覧ください(雨天の場合は見られません)。

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きれいに刈ってね!! =ひつじ約35頭が華麗に変身=

ひつじを見にいく

(湖東・日野町)
 寒い冬から身を守るウール百%の毛を身にまとっていたひつじの毛刈りがこのほど、日野町の山本にある畜産技術振興センター内の「ふれあいの広場」で行われた。暑い夏を乗り切るために実施されるひつじの毛刈りは、初夏の風物詩として親しまれている。
 今回は、同センターで飼育され、セーターや服地にするのに適しているコリデール種のひつじのうち、今年生まれた子ひつじ(約二十頭)を除く約三十五頭の毛刈りが実施された。同センターのひつじは、毎年約二十頭ずつ、学校や農業関係の団体などへ引き渡されており、近年ではひつじを草の伸び切った放棄田で放牧する活用方法も試されている。
 午前十時から始まった毛刈り作業は、職員二、三人が一組になって、体重四十?五十キログラムのひつじ一頭を動かないよう足でしっかりと押え、専用の電気バリカンと毛刈り用の大きなハサミを使用して二十?三十分かけてきれいサッパリに。職員以外にも、京都の大学に通う農学部の学生が、「油ギッシュだが、表情がとてもかわいい」とハサミで少しずつ毛を刈り、一頭を約一時間ほどかけて刈り上げていた。
 中には隙あらば逃げ出そうとするひつじもいたが、「まっとれよ。涼しくなってきたやろ」との職員のやさしい言葉に、大半のひつじたちは「メェー」と小さく鳴き、まな板の鯉のようだった。
 ひつじ一頭からは、二?三キログラムの原毛が得られ、刈り取ったばかりの原毛はごみや汚れなどが脂分と混じってベトベトしているため、よく洗毛し特別な道具を用いてとかし紡いでいくと、立派な毛糸ができる。
 刈り取った原毛は、希望者に無償で譲渡されている。また、同センターでは八月二日に、刈り取った原毛を紡ぎ色付けした毛糸を用いて小物を作る「夏休み羊毛クラフト教室」を開催する。対象は、小学児童とその保護者(大人だけの参加可、児童だけの参加は不可)。問い合わせは、同センターへ。
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