カーネーションを食べるパレスチナの羊たち。

ひつじ事件

輸出できない花、今年も家畜の餌に パレスチナ・ガザ地区
パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)では今年も、輸出用に栽培された花が家畜の餌にされている。
ガザ地区では欧州市場向けの花の栽培が盛んだが、イスラム原理主義組織ハマス(Hamas)が同地区の実権を掌握して以来、イスラエルが禁輸措置を敷いているため、輸出できないのだ。
写真は、ガザ地区南部のラファ(Rafah)で、輸出用に栽培されたカーネーションを食べるヒツジたち。

ak様から、パレスチナ・ガザ地区のニュースをいただきました。ありがとうございます。
考えるべきことは多いと思います。思いますが、ひつじnews的羊視点でひとつだけ。カーネーションが、羊が食べて身になるもので、良かった。

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大雪からの生還。

ひつじ事件

スコットランドのブレイマーで、イースター・デーに最低気温マイナス12.5度を記録したのをはじめ、観測史上もっとも寒い3月を英国にもたらした気圧の状態は、まだしばらく続く見込みであると伝えられている。
(略)
低温と雪による犠牲者が出ているのは人間界だけでなく、自然界でも被害は深刻。
約6メートルにも達する豪雪を記録した北アイルアンドの一部では、農場が完全に孤立。
空軍のヘリコプターが飼料を空から落とすなどの緊急措置がとられたものの、飼料不足で何千頭という家畜が餓死したと見られている。
また、やはり豪雪に見舞われたウェールズでは、生まれたばかりの子ヒツジが凍死するケースが相次いでいるという。

先日の北アイルランドの大雪のニュースに関連して、K&T様から北ウェールズでの羊救出劇の映像を、ak様からオンライン・ジャーニーの記事をお知らせいただきました。ありがとうございます。
助けられた羊は、三日間を雪の下で耐えていたようです。数少ないであろうとはいえ、これは寿ぐべきことです。良かった。

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北アイルランドで大雪に凍えるヒツジたち

ひつじ事件

大雪に凍えるヒツジたち、北アイルランド
北アイルランドでは大雪が続いている。
ヒツジの出産シーズンがピークを迎える中、大雪に閉じ込められた遠隔地の農村ではすでに数千頭の家畜が死んだとみられている。
吹き溜まりでは雪の高さが6メートルにも上っており、英空軍は農村の救助にヘリコプターを出動させた。

ak様から、北アイルランドのひつじ事件をお知らせいただきました。ありがとうございます。
子羊が寒そうです。できるだけ、どうか助かりますように。

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パンダ、羊を襲う!

ひつじ事件

ついうっかり忘れがちですが、ジャイアントパンダは雑食です。竹を食うように進化してしまったものの、じつのところ肉も食えます。
というわけで、不思議ではないながらショッキングなニュースを、ak様からお知らせいただきました。ありがとうございます。

野生パンダ、村で飼育の子羊を襲って食べる=中国四川省
中国四川省雅安市宝興県の林業局は24日、春節(旧正月)期間中に野生のジャイアントパンダ1頭が同県霊関鎮建連村の住民男性が飼育する子羊を襲って食べていたことを明らかにした。
男性が飼育する羊が最近、複数の子羊を生んだ。春節で男性宅を訪れていた甥が子羊を見たいと言ったため、父親が男性宅から1.5キロメートルの場所にある羊小屋に連れて行くと、2人は羊の叫び声を聞き、小屋から10メートル余り離れた場所で木に座ったパンダ1頭が子羊を食べているのを目撃したという。
(略)

状況によってはじゅうぶんありうることなのですが、……なんなんでしょう、この残念な感じは。

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オランダで羊泥棒頻発

ひつじ事件

オランダ各地の牧羊場で最近、ヒツジが群れごと盗まれる前代未聞の事件が相次ぎ、警察が「羊肉マフィア」の行方を追っている。
(略)
オランダ農業園芸組織連合会(LTO)のニコ・フェルトイン(Nico Verduin)氏によれば、ヒツジの盗難は同国東部、南部、中部で多発しており、4月以降、既に500匹以上の行方が分からなくなっているという。盗まれたヒツジたちは密輸出されたか、食肉用に違法解体されて国内各地の精肉店に卸されたのではないかという。
1度に大量のヒツジを盗んでいくのは容易ではないことから、警察やTLOでは、牧羊経験のある者たちによる組織的な犯行とみている。オーストラリアやニュージーランドといった牧羊国の羊肉生産が減少していることから、オランダではこの1年で羊肉の価格が15%も上昇している。
(略)

ak様から、オランダで大掛かりな羊泥棒が起きているとのニュースを教えていただきました。ありがとうございます。
元羊飼いの羊窃盗団とは、どうにもやりきれない話です。どうか早く解決しますように。

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スポーツ用品店に乱入する怒涛の羊たち

ひつじ事件


ak様ともりもとさんから、オーストリアのひつじ事件についてお知らせいただきました。ありがとうございます。

オーストリアで、ヒツジの群れが夏の牧草地から戻る途中で道を誤り、スポーツ用品店に入り込んだ。地元メディアが22日、報じた。
オーストリア西部の村サンクト・アントン・アム・アールベルク(Sankt Anton am Arlberg)で、1頭のヒツジが、スポーツ店「インタースポーツ(Intersport)」のスライドドアのガラスに自分の姿が映っているのを見て、そのまま店内に入り、群れの残りのヒツジもそれに続いた。
ヒツジたちは店内の自転車、靴、スキー用品、スポーツ用品の中をさまよい歩き、店内は大混乱となった。多数のヒツジの鳴き声が響く中、羊飼い2人はやっとの思いでヒツジたちを店外に出すことに成功した。

入りすぎです。

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新入生はヒツジ

ひつじ事件

フランス西部サンナゼール(Saint-Nazaire)のジュール・シモン(Jules Simon)小学校で7日、同校に通う生徒たちと保護者らが、黒ヒツジの「バンサン・P(Vincent P.)」を「287人目」の生徒として「登録」した。
ジュール・シモン小学校では、生徒数が1人足りないとして地元教育当局が12学級のうち1学級を閉鎖。
これに抗議した保護者らが学校の占拠を続けている。
仏ウェサン(Ouessant)島生まれの小型黒毛羊のバンサン・Pの名は、バンサン・ペイヨン(Vincent Peillon)仏国民教育相から名付けられたという。

フランスで、ヒツジ関係の騒動が起きているようです。もう少し詳細が知りたいところですね。なぜヒツジなのかとか。続報があると良いのですが。

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ヒツジが自分で「オオカミが来た!」と知らせてくれるシステム

ひつじ事件

ヒツジを使い、差し迫るオオカミの脅威をテキストメッセージで羊飼いに通知するというのは非現実的に聞こえるかもしれない。しかし、1世紀ぶりにオオカミが出没し始めたスイスでは、すでに実験が始まっている。
前週実施されたスイスの牧草地での実験に協力した生物学者ジャンマルク・ランドリ(Jean-Marc Landry)氏は、「屋外でこのようなシステムが試されるのは今回が初めて」と語った。
スイス通信(ATS)によると、実験では約10頭のヒツジに心拍数モニターを装着。その後、口輪をつけた2頭のオオカミ犬にヒツジを追わせた。
結果、ヒツジの心拍数には大きな変化が現れた。この心拍数の変動を使えば、オオカミが嫌がる薬剤を吹き出す首輪を装着させ、さらに羊飼いにはテキストメッセージを送るシステムを考案できる可能性があることがわかった。
この装置は牧羊犬を導入できない小規模なヒツジの群れのオーナーをターゲットにしている。さらに番犬が好まれない観光地でも使用することができる。
この首輪の試作品は秋には完成し、2013年にスイスとフランスで実験が予定されている。また、ノルウェーなどの国も興味を示しているという。

南アフリカの羊泥棒対策の記事を教えてくださったak様から、引き続いて、スイスでのオオカミ対策実験についてお知らせいただきました。ありがとうございます。
小規模な群れが対象とのことですが、とても有効そうですね。実用化されれば良いと思います。

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ヒツジも「ケータイ」持つ時代?南アの奇抜な泥棒対策

ひつじ事件

南アフリカで、最近ヒツジを盗まれたある畜産農家が対策としてヒツジの群れに携帯電話を「持たせた」ところ、効果があったという。ケープタウン(Cape Town)の日刊紙ケープ・タイムズ(Cape Times)が11日伝えた。
報道によると、畜産農家を営むエラール・ロウ(Erard Louw)さんにとって「ヒツジから電話がかかってくる」のは悪い知らせだ。
ヒツジたちが首から下げた携帯電話は、ヒツジが走り始めた時にだけスイッチが入るように設定してある。
つまり電話が鳴るということは、家畜泥棒が牧場の囲いを切って中に忍び込んだという合図なのだ。
「ヒツジたちが走りだすと『ヒツジ1』『ヒツジ2』といった音声で警告が来る。
牧場は750ヘクタールもあるが、とりあえずどこから探せばいいかだけは見当が付く」

ak様から、南アフリカでのちょっと変わった羊泥棒対策を教えていただきました。ありがとうございます。
750ヘクタール……何頭いるんでしょうね、羊。

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上空からヒツジが落下、高速道路で恐怖の事故

ひつじ事件

【6月4日 AFP】オーストラリア・メルボルン(Melbourne)近郊で5月31日夜、高速道路上にかかる陸橋でトラックが事故を起こし、乗せていたヒツジ400匹が下の高速道路に次々と落下して走行中の車両に衝突するという事故があった。
 陸橋の下を走る高速道路に落下したヒツジは、少なくとも車両2台と衝突。高速道路内には死傷したヒツジが何匹も横たわっていたという。警察当局によると車両1台は何度もヒツジに衝突したが、乗っていた人らは無事だった。

空から降ってくるヒツジ!
AFPのこの記事には画像はないのですが、オーストラリアの人にも珍しい事件なのかYouTubeにテレビニュースがいくつか上がっているようですので下の動画で確認してみてください。
横倒しになって不安定なトラックの荷台で平然と立っていたり、落ちた先で草食ってたりともう。
120604_2.jpg
120604_4.jpg

あとこの再現CGがなんというか……衝撃映像。

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町中が「ヒツジの海」に・・・オオカミ再導入に抗議、フランス

ひつじ事件

仏南部ブリニョール(Brignoles)の街路は26日、ヒツジやヤギの群れに埋め尽くされた。
これは、野生のオオカミを復活させる「再導入」計画に対し牧羊業者たちが行った抗議運動。
農産物展の開催に合わせてイゼール(Isere)やサボワ(Savoie)、ドローム(Drome)から集まった牧羊業者たちは野生オオカミによる家畜被害を訴えた。

嵯峨様から、フランスの羊デモ行進のニュースをお知らせいただきました。ありがとうございます。
充分に議論が尽くされるべき重大な問題だと思う反面、うっかり楽しいお祭にも見えてしまうので、……どうしましょう。

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なくしてしまった結婚指輪、16年ぶりに「収穫」

ひつじ事件

スウェーデン北部の家庭菜園でニンジンを収穫したレーナ・パールソン(Lena Paahlsson)さんはびっくり仰天した。16年前になくした結婚指輪が出てきたからだ。
12月31日の現地紙ダーゲンス・ニュヘテル(Dagens Nyheter)によると、レーナ・パールソン(Lena Paahlsson)さんは1995年、クリスマスの前に娘たちとお菓子を焼こうとホワイトゴールドの結婚指輪を外してキッチンのカウンターに置いた。しかし、その後指輪はなくなってしまった。
(略)
しかし2011年10月、この年の最後のニンジンを収穫したとき、レーナさんは1本のニンジンにこの指輪がひっかかっているのを見つけた。この畑には堆肥かヒツジのふんしか使っていないので、指輪は台所のシンクに落ちてポテトの皮などと一緒に堆肥にされたか、ヒツジの餌になったのだろうとレーナさん一家は考えている。

ak様から、スウェーデンのちょっといい話をいただきました。ありがとうございます。
羊経由(たぶん)でもどってきた結婚指輪。……いい話、ですよね?

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NZで一番有名なヒツジのシュレックが死ぬ、放浪生活送った人気者

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ニュージーランドで最も有名なヒツジ、メリノ種のシュレック(Shrek)が、同国南島の農場で死んだ。所有者が7日、発表した。
(略)
「あいつは信じられない個性を持っていた。子どもたちのことが大好きだったし、老人ホームではお年寄りにやさしい奴だった」と、ペリアムさんは振り返った。
慈善団体「キュア・キッズ(Cure Kids)」のジョシー・スピレーン(Josie Spillane)さんは、シュレックが集めた寄付金はあまりに多く、総額の推計を出すのも不可能なほどだと語った。
報道によると、シュレックの追悼式典は今週、テカポ(Tekapo)の「良き羊飼い教会(Church of the Good Shepherd)」で執り行われる。

ak様から、何度かお話したことのある、ニュージーランドの脱走羊シュレックの訃報をお知らせいただきました。ありがとうございます。
享年16歳。大往生の部類かと。ずっと愛され続けていたのでしょうね。

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怪現象? 37匹の白い雌羊が黒い羊だけを60匹も出産

ひつじ事件

黒い仔羊の群れ
自作農地にて羊を飼っているというデュトワさん夫婦は今年4月2日、羊の出産に立ち会った。
白い羊のメスと白い羊のオスから生まれたのは真っ黒な羊。突然変異で白羊から黒羊が生まれることはまれにあるそうで、その割合は1000匹に1匹くらいと言われている。
その後生まれてくる羊は皆全て黒羊だったそうで、その数なんと60匹。37匹のメス羊が黒い羊を出産したそうで、お相手のオス羊は全てローリーさんという名前の1歳のオス羊だったそうだ。

もりもとさんから、イギリスで起こった異常現象を取り上げた、カラパイアさんの記事を教えていただきました。ありがとうございます。
確率が低いのを通り越して、ゼロだと思うんですが。まぁ……、まぁでも、誰も困ってないし、かわいいから良しです。

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ヒツジ600匹と羊飼いが蒸発のミステリー

ひつじ事件

グルジアの新聞レゾナンシ(Rezonansi)は18日、アゼルバイジャンとの国境に近い村で、ヒツジ600匹の群れと羊飼い2人がこつ然と蒸発し、警察は行方をつかめていないと報じた。
2人の羊飼いは兄弟で、14日にヒツジの大群と牧羊犬と一緒にアゼルバイジャン国境のAkhalsopeli村から姿を消した。警察は何の痕跡も発見できていない。
グルジアの地方部の多くの村落では今も、羊飼いがヒツジを連れて牧草地や山岳地帯を歩いてまわる伝統的な放牧が続けられている。そうした放牧は時に数週間から数か月かかることもある。

ak様からグルジアの羊飼いと羊蒸発事件の情報をいただきました。ありがとうございます。
警察が捜しているということは、放牧ルートを変更してるだけ、といったオチはすでにないということですよね。いずれ続報があると良いのですが。

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