日野町山本の県畜産技術振興センターで十日、飼育している羊の毛刈りがあり、雌羊二十三頭の毛を職員が専用のバリカンでカットした。
畜産に親しんでもらおうと、同センターでは馬などの動物を飼育し、一般に開放。羊は六十頭ほどおり、年一度の毛刈りは春の恒例行事となっている。
職員数人がかりで約二十五キロある羊を寝かせ、十センチほど伸びた毛を手際よく刈り取ると、訪れた子どもたちは「痛くないんかな」などと心配そうに見守っていた。“衣替え”を済ませ、さっぱりした羊たちは気持ちよさそうに牧場を跳ね回っていた。
一頭当たり三キロほど取れる羊毛は、希望者に先着で無料配布している。問い合わせは、同センターへ。
全部で180kg配っているのでしょうか。
一人あたまどれくらいまでなのかが気になるところです。
子どもたちに、畜産や動物に親しんでもらうため、同センターが飼育している約60匹の羊のうち、雄と今年生まれた子羊を除く23匹が、毛刈りの対象になった。
動き回る体重25?35キロの羊を職員がおとなしくさせ、専用の刃の大きな電気バリカンやはさみで、10センチほどに伸びた毛を手際よく刈った。時折「メー」と鳴き、20分余りで刈り終えた。丸々としていた羊は白い皮膚が現れ、ほっそりとした姿になった。
1匹の羊から2?3キロの原毛が得られ、これを十分洗って紡ぐと毛糸になるという。この原毛1匹分ずつを希望者に無償で分ける。申し込み・問い合わせは同センターへ。
と思ったら23匹分でした。
そして一匹分ずつか……いいなー。