「カルパチアの城」

ひつじ話

羊飼いというものを、もしもその理想的な面だけを見るとしたら、想像でその羊飼いは、わけもなくひとりの夢想家、瞑想的な人物に仕立てられてしまう。いくつもの遊星とことばをかわす。彼は星々と話しあう。彼は天空を読む。が、ほんとうのところは、彼は無学でうすぼんやりした動物にも近い人間なのだ。しかし、世間は、羊飼いなるものには超自然的な資質がある、といともたやすく信じこむ。彼は呪いを知っている。自分の気分のおもむくままに、呪いを育て、人びとや獣らに―いずれも同じように―呪いをかける。彼はご自慢の火薬を売る。人は彼から、媚薬と処方箋を買う。彼は田野に魔法の石を投げて、不毛なものに変えてしまうかもしれない。ただ左目で見つめるだけで、牝羊に仔ができないようにしてしまうのではあるまいか?

ジュール・ヴェルヌの小説「カルパチアの城」から、登場人物のひとりである羊飼いについての描写です。前にドーデーの「星」ををご紹介しましたが、似てます・・・ね。こういう共通のイメージがあるのですね。
なお、「カルパチアの城」を原作にした、 「カルパテ城の謎」というコメディ映画があるそうです。・・・コメディというのが気になりますね。観てみたいです。

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芸術の秋 陶芸 多彩に 「信楽のルミナリエ」感嘆

ひつじ春夏秋冬

陶あかり展
 「芸術の秋」が深まる中、陶芸の里で知られる滋賀県甲賀市信楽町で、ひと味違った陶芸の作品展が開かれ、訪れる人を楽しませている。
 ■電灯模様映す
 「まあ、きれい」。同町長野の陶成アートギャラリーで「陶あかり展」が開かれ、ロマンチックな陶器の照明に感嘆の声が上がっている。
 東近江市の陶芸家大久保弥一さん(54)が手がけた。縫い針などで細かい穴を開けて星空の下の羊などさまざまな模様を描いた陶器を焼き、内部の電灯で模様を影絵のように映し出している。
 信楽焼の照明器具でもここまで繊細なものはないといい「神戸のルミナリエのよう」との声も。26日まで。無料。

大久保 弥一 陶あかり展 展示風景
星空の下の羊
星空の下の羊

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牧草地を守れ!スペインで羊たちが抗議

ひつじ春夏秋冬

スペインで羊たちが抗議
 スペインでは今、都市化が伝統としてきた酪農産業に深刻な影響を与えています。こうしたなか、ある動物を「動員」してこんなパフォーマンスが行われました。
 スペインの首都、マドリードに突如現れた羊の群れ。実はこれ、今年で13回目を迎える羊と羊飼いたちの抗議運動の様子です。
 スペインでは酪農産業を伝統としてきましたが、年々都市化が進み、羊などの家畜が季節がわりに牧草地を移動するための道が減っているそうです。
 スペイン国内には12万5000キロにもおよぶ家畜用の道があり、中には800年の歴史を持つものあります。しかし、都市化の影響で住宅や高速道路などに変わってしまった道も少なくありません。
 今年はおよそ700頭の羊が参加、マドリードの中心部はメーメーという羊たちの抗議の鳴き声で溢れ、思わず交通も一時とまってしまうほどの熱気に包まれました。

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スペイン 羊700頭の抗議パレード

ひつじ春夏秋冬

羊700頭の抗議パレード
 スペインの首都・マドリードの中心部で12日、一風変わった抗議パレードが行われた。
 大都会の道路を埋め尽くしたのは、約700頭の羊。都市部の拡大に抗議する酪農家の団体が毎年行っているパレードで、年々減少する牧草地の保護を訴えた。
 スペインでは、季節の変化に合わせて家畜を移動させる「移牧」が行われるが、近年、高速道路の建設や住宅地の拡大で、昔からのルートが阻まれつつあるという。

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ひつじとかひつじとか

ひつじ画像・映像

暇さえあればひつじなものを撮っていますので、たまには載せておこうかと思います。
いや、いつもいつも文字ばっかりなのもアレですし。
小山の領有権を巡ってヒツジと山羊が対決。一部サボってますが。
やる気がないですよ。エサも持ってない客は客じゃないよ
なんかクレと訴えてみる
名鉄各務ヶ原線六軒駅近く。植木鉢?
名古屋大須の謎タコ焼き屋看板。隣にバニーさんとか孫悟空とかいて十二支揃ってる。

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シンボルとしての「羊飼い」

ひつじ話

Shepherd 羊飼い、牧者
羊飼いは、あらゆる群集を導き保護する者、救済者、である。羊飼いは死者の魂の導者でもあり、そこから死者を支配する神と結びつけられるが、この神は羊飼いの牧杖を持物とする。<善き牧者>は、シュメール、イラン(ゾロアスター教)、ユダヤ、オルフェウス教、ヘルメス思想、ピタゴラス主義、チベット、キリスト教など、多くの伝統文化に見られる。
【古代近東】 植物の神でありまた羊飼いであるタンムズは、群れの保護者である。アミュノスとマゴスは、フェニキア人に牧畜を教えた。
【チベット仏教】ダライ・ラマは、いわば<いと慈悲深き善き牧者>たる観音菩薩の化身といわれる。
【キリスト教】羊飼いは、<善き牧者>キリストとして、キリストの人間性と憐れみの心をあらわし、さらにまた迷える者のとりもどし、を象徴する。
【エジプト】神ラーは「万人の<牧者>」である。エジプト王はその民を導く羊飼いである。
【ギリシア】羊飼いオルフェウスは<善き牧者>で、持物として肩に牡羊あるいは仔山羊を載せている。ヘルメス・クリオフォロスすなわち「雄羊を抱く」ヘルメスも、<善き牧者>である。牧神パンは牧夫であり、神ヘルメス/メルクリウスは魂の牧者である。
【ヒンドゥー教】シヴァ神は牧夫であり、神クリシュナは牛飼いや牛の世話をする若い女たちと結びつけられる。
【イラン】<黄金時代>の王イマは、太陽の目をもつ<善き牧者>で、不死の秘密を握っている。
【イスラム】「「神の栄光は羊飼いたちのあいだにある」。

羊を肩にのせた羊飼いの姿がとても気に入ったので、「世界シンボル辞典」で「羊飼い」を引いてみたら、たいへんなことになってしまいました。羊飼いイメージは、世界中に満ち満ちているようです。うう、どこから手をつけたものか。

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魔王アスモデ

ひつじ話

アスモデ
●アスモデ
破壊魔神。 (略) 遊戯場の総監を務め、放蕩や過ちの種をまきちらす。 (略) トビアは若い娘サラの体にとりついたアスモデを、魚の肝汁の煙を使って追い払い、天使ラファエルがこれをエジプトの果てに幽閉したという〔旧約聖書『トビア書』〕。 (略) アスモデは地獄で権力を誇る強大な王の一人で、三つの頭を持ち、一つは牡牛、一つは人間、一つは牡羊に似る。尾は蛇、足はガチョウ、炎のような息を吐く。 (略) アスモデは人間に“星まわりの指輪”を与え、透明になる術を教え、幾何学や算術や天文学や工芸術を教授する。宝のありかにも詳しく、かれに宝の発見を強いることもできる。
●説教
悪魔は教会の習慣をなにからなにまで真似るのが好きなので、サバトでは説教も行わせる。魔法使いはみんなこれを聞かねばならない。説教師の役はいつもアスモデが務め、魔女たちの証言によれば卑劣な悪行を説き勧めるという。

怪奇趣味全盛の19世紀フランスで読まれた、コラン・ド・プランシーの「地獄の辞典」から、一部がひつじな悪魔アスモデをご紹介。人に知恵を与え、放蕩を教え、苦手なものは魚の肝です。

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ひつじグッズよりどり

ひつじグッズ

サイズ:20cm×20cm

スカーフ 月とひつじ 羊動説。宇宙の中心には月があり、羊を含めてすべての天体はその周りを公転しているのです。色違いもあったり。

スカーフ 月とひつじ


ウール混のふわふわの甘織り糸で、長いリング編みしたボディ♪
しっぽ部分につぶらな瞳のついたひつじさんの顔を通してくださいね

ひつじ♪マフラー どうかするとサンショウウオにも見えますが……ヒツジらしいです。

ふわふわメリーさんのひつじ♪マフラー


オックス動物プリントのキルトです。

ひつじちゃん キルト 白いのは誰だ。

ひつじちゃん キルト/ブラック


ミュージアムグッズコレクション うちわ
 重要文化財 倣梁楷黄初平図(雪舟筆)

倣梁楷黄初平図 前に紹介した小さな羊?倣梁楷黄初平図をうちわにしたものです。グッズなのか……。

京都国立博物館

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石灰岩浮彫の「犠牲の羊」

ひつじ話

石版の「犠牲の羊」
何に用いられたものであろうか、石版の断片である。場面は、同じ考古館に保存されている類似した石版との比較によって、『創世記』第20章に記されている「イサクの犠牲」の左端の部分であろうと推測されている。 (略)
聖書によると、この羊は「藪に角を引掛けた牡羊」であるが、この石版では、羊はただ立っているだけである。そしてその背中から椰子らしい樹が、大きい葉を三枚つけて突き出ている。
動物の背中から樹が生え伸びているのは、実は東方文化圏で古くから発達した一つの型なのである。 (略)
このような表現は、おそらく動物と植物との間の輪廻転生を意味するのであろう。動物は植物を食べて生き、死んで地に還りまた植物を育てる。

イスタンブール出土の、7世紀の石灰岩浮彫です。前に樹下動物文様のお話をしたことがあるのですが、これはその続きになるでしょうか。
なお、「イサクの犠牲」についてはこちらに。

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山海経のシンヨウ

ひつじ話

シンヨウ
獣がいる、その状は羊の如くで馬の尾、名はシンヨウ(大羊)、その脂は昔(セキ。正しくはにくづきが付く。ひび)をいやすによろし。

土螻ホウキョウ葱聾ときて、「山海経」の羊っぽいなにかも4頭目。西山経の冒頭に上記の説明があります。脂肪であかぎれを治す、というのは、なんだかリアルです。
ヘロドトスの『歴史』や『本草網目』や、世界のことわざや、中国の玉の呼び名を見ると、羊の脂肪はとても重宝されているようですから、なにかもとになる事実があるのでしょうか。

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牧羊犬の能力競う大会、でも優勝は・・・

ひつじ春夏秋冬

シープドッグトライアル
 羊の群れを誘導する犬、牧羊犬の能力を競う大会が開かれました。
 これは、制限時間内に羊を指定された枠の中に追い込み、10秒間留まらせてポイントを競うもので、全国から33匹が参加しました。
 優勝は本命の牧場で実際に働く犬ではなく、家庭で飼われる犬だったということです。

マザー牧場で第10回シープドッグトライアルの決勝戦が行われたようです。
マザー牧場(Elan the Dog)←こちらに見に行かれたかたの写真付きレポートが。

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新約聖書の羊飼い

ひつじ話

あなたがたはどう思うか。 ある人に百匹の羊があり、その中の一匹が迷い出たとすれば、九十九匹を山に残しておいて、その迷い出ている羊を捜しに出かけないであろうか。 もしそれを見つけたなら、よく聞きなさい、迷わないでいる九十九匹のためよりも、むしろその一匹のために喜ぶであろう。

 マタイによる福音書 第18章 12?13 

「あなたがたのうちに、百匹の羊を持っている者がいたとする。その一匹がいなくなったら、九十九匹を野原に残しておいて、いなくなった一匹を見つけるまでは捜し歩かないであろうか。 そして見つけたら、喜んでそれを自分の肩に乗せ、家に帰ってきて友人や隣り人を呼び集め、『わたしと一緒に喜んでください。 いなくなった羊を見つけましたから』と言うであろう。

 ルカによる福音書 第15章 4?6 

わたしはよい羊飼である。よい羊飼は、羊のために命を捨てる。

 ヨハネによる福音書 第10章 11 

先日お話しした、羊をかつぐ善き羊飼いについての説明にあった、「福音書や初期のキリスト教文書の多くの章句から引き出された、明確な解釈」の具体例を抜き出してみました。すべて、福音書中でイエスの言葉として記されているものです。たいへんそうです、羊飼い。

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紙と羊皮紙・写本の社会史

ひつじ春夏秋冬

紙と羊皮紙・写本の社会史
 写本聖書は極めて貴重品で中世の修道士たちが自分自身の一冊を持つことなど望むべくもなく、小さな修道院は聖書の一部分を持つのがせいぜいであった。聖書一冊の値段で修道院の設備が全部整ったといわれる時代である。
 聖書は何といっても浩瀚な書物だから、一冊の聖書のためには三〇〇匹の羊を犠牲に捧げなければならない。(一匹で四貢分とれる)だから、材料費だけでも莫大なコストの上、その筆写がまた大変な労力を要した。手分けすればともかく、一人単独で聖書を筆写するとなると、一四世紀の例で五年かかった修道士がいる。また一三世紀の例では、四〇才の時に書きはじめ、五〇年後九〇才で完成したという気の遠くなるような話もある。
(中略)
 一二世紀以後、ビザンツでは紙が羊皮紙と併せて、次第に多く用いられるようになるが、さりとて羊皮紙を駆逐したわけではない。一一世紀まではすべて羊皮紙であった。羊皮紙の値段は安いとはいえなかった。クランチーは一三世紀初期の写字生の一日の賃金を五ペンス、上等な羊皮紙ベーラムが一ダース一・五シリング、すなわち一枚一ペンスとちょっとであったとしている。一日の賃金で、数枚しか手に入らない羊皮紙はたしかに高価だが、もっと安い粗製の羊皮紙もあったという。それにしても今日の我々にとっての紙代とは、天文学的に違う高さだから、無駄にはできなかった。

羊皮紙でつくられた聖書ですがなんか大変なことになっていたみたいです。一冊で300匹って……。

 写字生が用いた道具としては、羊皮紙を削ったりなめらかにするために必要なナイフ、かみそり、軽石、それにインクのにじみを防ぐための山羊の歯(いかなる科学的根拠があるのか不明)、本文頁に界線をひくためのキリ、尖筆、鉛筆、定規、など。それに筆記のための鵞ペンとペンナイフ、インク壷、種々の色インクなどがある。

で、それを写していた人の道具のお話。
山羊の歯はお守りみたいなものなんでしょうか?

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和漢三才図会

ひつじ話

和漢三才図会の羊
中華から到来し飼っているがまだ繁殖しない。たわむれに紙を食べさせると喜んで食べる。 (略)
陸佃は次のようにいう。 (略) 羊は角があってもそれを用いず、あたかも仁者のようである。執られても鳴かず殺されてもほえないのは、あたかも義に死するもののようである。仔羊が親羊の乳を飲むときには必ず跪くが、これはあたかも礼を知っているもののようにみえる、と。 (略)
『本草綱目』に載せている羊の類は大へんに多い。 (略)
地生羊   西域に産する。羊の臍を土中に種え、水を灌ぐ。雷を聞くとそこから羊が生まれる。臍と地とは連なっていて、生長した羊を木で音をたてて驚かすと臍は切れて歩けるようになり、草を食べる。秋になるとこの羊を食べればよい。臍の内にまた種がある。瓏種羊という。
墳(正しくは羊偏)羊   土の精である。その肝は土である。雌雄あるがどちらも食用とはならない。季桓子(春秋時代の魯の大夫)曾て土を掘ってこれを得たという。 また千歳になる樹の精も青羊となるという。

和漢三才図会は、江戸中期の絵入り百科事典です。現在の眼で見ると、「われわれの先祖が(略)どのような眼で動物たちを眺めてきたかという歴史的・民俗学的な、いわば人文科学的な関心を提供してくれるもの」(巻末解説より)ではあるのですが、たまに著者本人がいろいろ実際に試してそうな気がします。羊に紙を食わせるとか。「猫」の欄には、「鳥貝のワタを食べれば耳が欠け落ちる。しばしば試してみたが本当であった。」とかありましたし。しばしばって。

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スコットランドの悲劇

ひつじ話

日経記事内イラスト
スコッチウイスキーで有名なスコットランド。ここは男女とも心筋梗塞による死亡率が西ヨーロッパでもトップクラス。平均寿命も短い。 (略) 
島中に広がる牧場では、たくさんの羊たちが放牧されている。昼夜、季節に関係なく放っておく方が毛深くなり、良いウールがとれるそうだ。
しかし、この環境が健康にはよくない。どうしても運動不足になりがちで、肥満が増える。一日中、羊を追い回し草を求めて遊牧するマサイの人たちとは対照的だ。
食生活も主に羊の肉を焼いて食べていた。肉はたくさん有り余っているため、内臓などを食べる必要にも迫られない。 (略)
一方で野菜を口にする頻度は極端に少ない。スコッチウイスキーの香り付けに役立つ泥炭(ピート)は野菜栽培に向かない土だ。一年中、寒く日照りも少ないため、木が育たず、新鮮な野菜や果物を食べるという習慣がない。 (略)
「野菜は羊が食べる草だから口にしない」というスコットランド人はコレステロールが低めでも心臓死が多い。

カーター卿さんから、日経新聞の切り抜きをいただきました。ありがとうございます。
2006年8月27日(日)付けの、「Sunday Nikkei α  食と長生き スコットランドの悲劇 <上>」です。 
悲劇・・・。いや、悲劇は悲劇なんですが。

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