先日、「黄金のアフガニスタン」展のお話をしたあと、無性に生きたムフロンを見たくなって、大阪の天王寺動物園まで出かけてまいりました。
動物園のむこうに通天閣のてっぺんが見えているあたりが、大阪っぽいです。
思えば、横浜の金沢動物園でオオツノヒツジやスーチョワンバーラルだって見ているというのに、現在の家畜ヒツジのもとになったというムフロンを見たことがないなんて、うかつなことでした。
というわけで、動物園の中を進みます。
ふれあい広場のヒツジにも、もちろんご挨拶。
公開中のディズニー・アニメ「ズートピア」のキャンペーンをしているようです。
遠足中の小学生がことごとく立ち止まってしまうので、引率の先生がたが大変そうでした。子どもたちに大人気なのですね。
さて、ムフロンはこの近くのはず……あ、いた!
説明板によると、オス三頭で、名前は「ツウ」「テン」「カク」だそうです。誰だ、この名前をつけたのは。
三頭並んで岩を昇り降りしたり、
下のほうから、ふっとこちらを見上げたり。
たまに岩場でつまづいたりもしていて、見ていて飽きない子たちでした。
ご縁があれば、大阪に、ぜひ。