さて、げきをするところに ボニーを もどさなくてはなりません。
ヘンリーは、あたまで やさしく ボニーのわきばらをつつきました。
くちに ひきづなをくわえ、ひっぱりました。
クリスマス絵本を。
メリー・カルホーン文、エリック・イングラハム絵の、知恵と行動力のある猫ヘンリーシリーズの一冊です。
クリスマス劇の会場まで、はぐれてしまった羊のボニーを連れて行かねばならないヘンリーは。
ひつじ(ヒツジ、羊)のニュース、画像(写真)、グッズ、サイト、牧場などを紹介するひつじサイト。あなたの好きな羊もたぶん見つかります。
さて、げきをするところに ボニーを もどさなくてはなりません。
ヘンリーは、あたまで やさしく ボニーのわきばらをつつきました。
くちに ひきづなをくわえ、ひっぱりました。
クリスマス絵本を。
メリー・カルホーン文、エリック・イングラハム絵の、知恵と行動力のある猫ヘンリーシリーズの一冊です。
クリスマス劇の会場まで、はぐれてしまった羊のボニーを連れて行かねばならないヘンリーは。
CMつながりでもうひとつ。
子供の頃に見たことがある気がする、御幸毛織のCMです。
ミユキ野球教室 TV CM
メーカーページから動画を借りてきました。
ミユキ ミユキ みーゆき ミユキ ひつじはミユキ♪
と聞こえなくもない歌詞です。(本当の歌詞は上のページで確認を)
ちょきんぎょデスクトップツール
黒さ爆発、メジャーなちょきんぎょCMのヒツジです。壁紙。日がな一日見てすごしたらなんか色々壊れそうな気がします。
CMのほうはロングバージョンもあるらしいので、どっかで見れないか頑張ってみようかと。
先日、kinokoさまより情報をいただいておりましたJAバンクの羊&狼CMです。調べた限りでは愛知県ローカルのようなのですが、ほかの地方でも見れるのでしょうか?
※コメントで埼玉とか大阪でもやってるよ、というお話をいただきました。全国どこでもヒツジで安心です。
JAバンクあいちのHPで動画が見られます。が、前にも書きましたが、QuickTimeがうちではうまく見れないのです。
なので、動画ファイル作りました。JAバンクさんには内緒です。
クヌムはエジプトの雄羊の神のなかで最も有力なもののひとつであり、ナイルと生命の誕生に関わりを持っていた。
(略)
クヌムがナイルやそれによって運ばれる肥沃な土壌と関わりを持っていたことはおそらく、この神がすべての生物を轆轤の上で成形した陶工として描かれるようになった一因と言えるだろう。
その創造の能力の結果、そして雄羊の擬声語―「バァ」―が生物の霊的側面を表す単語(バァ)に似ていたために、クヌムはラーのバァとみなされた。
(略)
クヌムは雄羊の頭部を持ち、短いキルトと3つの房に分かれた長い鬘をつける神という、なかば人間の姿で最も頻繁に表現された。
この神は本来、エジプトで飼育された羊の最初の種(Ovis longipes)の水平に波打つ角を持つ姿だったが、時が経つにつれて別の雄羊(Ovis platyra、「アムンの雄羊」)の短く湾曲した角を持つ姿でも表されるようになり、頭上にこれら二対の角を持つ場合もある。
エジプト神話の主要な雄羊神、クヌム神です。創造神ですね。
角の形云々については、こちらでお話したことがあります。
はるがま工房は奈良県奈良市の東部山間の小さな村の中にあります。
時代の流れに逆らえず環境も変わりつつありますが周りは木々に囲まれまだまだ自然は沢山残っています。
夜になると満天の星空に包まれています。
我が家はそんな環境の中で羊やネコと暮らしながら夫は陶芸を、私は布や羊の毛を草木で染めたり、
原毛を紡いで糸にして織物をしています。
羊を飼い、毛を刈り、染め、織物を織っておられる「はるがま工房」さまを訪ねて、今年二度目の奈良の旅を敢行してまいりました。日帰りですが。
奈良駅に降り立って、とりあえず一休みするかと三条通を歩いていると、いきなり愉快な柱に遭遇。
南都銀行の玄関先にある、フェストゥーンのついた柱でした。良い物見ました。幸先が良いです。
工房の奥様、竹井さんは、理想のお母さん、といった風情のかたでした。裏の菜園のお野菜を使ったご飯を出していただきました。ありがとうございます。
羊のハルちゃんにも、触り放題に触ってきてしまいました。またお伺いする機会に恵まれたら、こんどはハルちゃんに嫌がられずに触ることができるようにがんばります。
写真は、おみやげにいただいたハルちゃんの毛です。ふかふかです。さあ、何を作りましょう?
昨日に続いて、国芳をもうひとつ。
英雄たちと十二支の動物を組み合わせた十二枚のシリーズ「武勇見立十二支」から、「関羽 未」です。
「頼豪 子」とか、「素盞嗚尊 辰」とか、比較的わかりやすいものが多い中、関羽と羊って、どこでつながるんでしょうね? ヒゲ? しばらく自分の宿題にしておきます。
なお、「武勇見立十二支」は、山口県立萩美術館・浦上記念館の収蔵作品検索システムで、全作品が見られるようです。
「道外獣の雨やどり」と「かみゆいどこ未」をご紹介したことのある歌川国芳の、「年が寄ても若い人だ」です。
十二支の寄せ集めで人の顔が描かれているのですが、着物の線が、よく見ると「ひつじ」です。
江戸期に描かれた絵巻物「怪奇鳥獣図巻」は、その知識の多くを「山海経」に拠っています。
「山海経」に登場する羊っぽい生き物たちについては何度かご紹介したことがあるのですが、その内いくつかは「怪奇鳥獣図巻」にも引用されているようです。
というわけで、「カン」と「葱聾」の「怪奇鳥獣図巻」バージョンを。
羊どもは眠っていた。もう朝焼けが東の空をおおいはじめた薄ぐらい大空を背景にして、眠っていない羊たちのシルエットがあちらこちらに見えていた。羊たちは立ったまま、うなだれて、なにごとか考えこんでいる。果てしない曠野と空、昼と夜だけの観念に呼びさまされた長々しい、のろのろとした考えが、羊たちを茫然とさせるくらいに驚かせ、気をめいらせているらしく、いま棒のように立ちすくんで、見知らぬ人のいることにも、犬の落ちつかないことにも気づかぬふうだった。
アントン・チェーホフの短編小説、「幸福」から。掘り出されることのない埋められた宝について語る老羊飼いと、彼が番をする羊たちの風景です。
ひつじだ 【櫓田】 (※正しくは、のぎへんに魯。引用者注)
秋の刈入の後の稲の切株に、再び青い芽が萌えている田。
ひつぢ田に紅葉ちりかかる夕日かな 蕪村・蕪村句集
ひつぢ田や青みにうつる薄氷 一茶・句帖
櫓田に我家の鶏の遠きかな 高浜虚子・定本虚子全集
秋の季語です。語源が動物の羊である可能性はまず無さそうですが、せっかくですし。
エジプトの「万神殿」は、それを眺める部外者にとって、男神や女神などさまざまな存在が、ほとんど愚かしいほど多様な姿を示すまったくの珍獣動物園で占められているように見える。そのことは事実ではあるが、それにもかかわらず、エジプトの神々はだいたいにおいて、人間、動物、それらの合成・複合という、論理にかなったタイプで思い描かれていた。
(略)
羊頭のスカラベ甲虫、4つの頭を持つ羊という「風の神々」は、エジプト人が「複合神」を生みだすのに用いた多彩な方法を示す一例である。
デイル・エル=メディーナに造営されたプトレマイオス朝時代の神殿の浮彫より。
エジプト神話に出てくる、羊の姿を持つ多くの神々の一柱です。エジプトの神々に関しては、アメン神について何度かお話しています。
17世紀イギリスの天文学者、ジョン・フラムスチードによる「天球図譜」より、牡羊座を。
秋冬は、牡羊座が見頃です。地味な星座だし寒いしで強くお薦めはしにくいのですが、お気が向かれたら、ぜひ。
胎児を包む膜のことを羊膜、そのなかの液体を羊水という。
遊牧民が神にたいする供儀として、羊(妊娠羊)を犠牲にして腹を切り開いたところ、胎児が液体を満たした袋に包まれていることを見つけたことから、つけられた名前だ。
羊膜は英語でamnionという。これはラテン語のAmmon(古代エジプトの太陽神アモンのことで、羊の角を生やした神)に由来する。
動物に関するエピソード集から。アモン神については、このあたりで。
四肢を含めたヒツジの胴体は一辺が2½ 頭身の正方形の中に納まるが、多くの小型のシカ類と同様、背の部分がこの正方形からはみだして盛り上がる。
首は1頭身で、これはおそらくすべての草食動物にあてはまる。
鼻先から胴体の端までを結ぶ線DEの中間点Fは、腕の後ろ側にくる。
胸は肩までの高さの半分である。
GHIJで囲まれた正方形は、胴体全体が納まる正方形の半分の長さの正方形が腹部の下にできることを示している。
アーネスト・トンプソン・シートンについては、一度、「動物誌」のビッグホーンのお話をしていますが、こちらは、シートンが画家時代に刊行した動物の解剖学研究の成果から、「ヒツジの体型」です。