東京国立博物館の新年恒例展示「博物館に初もうで」を観に行ってまいりました。
例によって前庭の石羊にご挨拶。「新春特別公開」って札がついてましたが、この子たち、ずっとここに常駐してますよね?
特集 博物館に初もうで ひつじと吉祥
本館 特別1室 2015年1月2日(金) ? 2015年1月12日(月)
今年の「博物館に初もうで」では、I「アジアの羊」、II「十二支」、III「日本人と羊」、IV「吉祥模様」という4つの切り口から、地中海から東アジアまでの遺物を通じて、羊と人との関係を探りながら、お正月にふさわしい作品の数々をご紹介いたします。
展示品はいろいろ。玉や殷代の青銅器、後漢の緑釉羊圏など、関連品をご紹介したことがあるものも。
伝金庾信墓護石の拓本や十二類絵詞の模本なども観ることができました。
さらに本館を出たあとも別館の東洋館へ寄り道すれば、こちらには以前モノクロ写真をご紹介したきりの揺銭樹の現物が。
などなど、ひつじを堪能し放題なのですが、「ひつじと吉祥」展じたいはあと3日で終わってしまうようです。
東京国立博物館の所蔵品ばかりなのだし、この先も逃げやしないとは思うのですが、羊たちが一堂に会するさまはやはり眼福です。ご縁があれば、ぜひ。