18世紀フランス、フランソワ・ブーシェの「田園生活の魅力」です。ツヴァイクの「マリー・アントワネット」で描かれた、青いリボンをつけた羊のいる小トリアノン宮殿とは、こんな世界だったのでしょうか。
これまでにご紹介しているブーシェは、こちらで。
フランソワ・ブーシェ 「田園生活の魅力」
フェリシモのひつじパーカー
さりげに、耳付き♪ヒツジになれちゃう もこもこパーカー
装いも新たに、この冬もお目見えしたヒツジパーカー。
毎号人気のシリーズですが、今季は冬にマストなあったかボアパーカーを、キュートな耳付きでリリースします。
フェリシモ公式HP 内 NUSY ひつじみたいなもこもこボアの裏起毛パーカーの会
羊の森さまから、フェリシモひつじシリーズ(もう、こう呼んじゃって良いですよね……)のパーカーを教えていただきました。ありがとうございます。人気商品なのですね。自分が着ることについては、もうそっとしといてくださいって感じなのですが、でも着てる人は見てみたいです。すごく。
セガンティーニ 「羊のいる風景」
「アルプスの画家 セガンティーニ ─光と山─」展カタログ
19世紀イタリア、ジョヴァンニ・セガンティーニの「羊のいる風景」を。羊の列によって強調される奥行きがみごとです。
これまでにご紹介しているセガンティーニは、こちらで。
サン・サヴァンの壁画より「ノアの箱舟」
フランスはサン=サヴァン・シュル・ガルタンプ修道院付属教会内部の壁画群から、ノアの箱舟を描いたものを。三階建の最下層におさまっている動物が、たぶん羊だと思うのですが。
ノア関連の記事については、こちらで。
海洋堂フィギュア 「ホネコレ!」
先日「編み物をする羊」をご紹介した海洋堂フィギュアですが、発売されたばかりの「ホネコレ!十二支動物頭骨根付」がまた良い感じなので、このたび手に入れてまいりました。
やはり羊は角ですね。一緒に馬と猪も並べてみましたが、一目瞭然に判別可能。なんだか嬉しいです。
リアルで美しい動物骨格標本ミニチュア
不思議な魅力を持つ動物の頭骨を根付にしてみました。
動物のチョイスはお馴染みの十二支。身近な動物から想像上の幻獣まで、バラエティ豊かなデザインが揃います。
どこかでお見かけになることがあれば、ぜひ。
なお、羊の頭骨関連では、「BONES ― 動物の骨格と機能美」と「ホネ事典」をご紹介しています。
セントルイス・ラムズのマスコット
K&T様から、NFLチームセントルイス・ラムズのマスコットキャラクター「ランページ」君についてお知らせいただきました。ありがとうございます。
名前や大きな角から察するに、ビッグホーンの闘争をイメージしたものでしょうか。公式サイトなどを見ると、ヘルメットの模様も羊の角っぽくて素敵です。
じつは日本にも、ジャパンラグビートップリーグのリコーブラックラムズという、雄羊をモチーフにしたチームが存在するのですが、こちらはマスコットはいないようなのです。……残念です。
ベネデット・カスティリオーネ 「アブラハムとメルキゼデクの出会い」
濃厚な色彩と油彩の特性を生かしたこの作品は、1655年より少し後に描かれ、ジェノヴァで数多く収集されていたフランドルの絵から学んだ動物画家としてのカスティリオーネの才能と、無生物の描写に寄せる彼の関心を余すところなく伝えている。
17世紀イタリア、ジョヴァンニ・ベネデット・カスティリオーネによる「アブラハムとメルキゼデクの出会い」です。創世記からとられたテーマは後景に退いており、手前の動物たちや道具類こそが画家の描きたかったものであるようです。
サン・ジョヴァンニ洗礼堂のコンクール〈追加)
カリマーラは当初大商人、ビジネスマンの組合だったが、経済の発展とともに、銀行家、絹織物業者、そして羊毛製造業者は別の組合を作ることになったので、15世紀には主に織物を扱う商人の組合となっていた。(略)
さて長い間の懸案であった、洗礼堂の第二のブロンズ扉の制作を決定したカリマーラ組合は、誰に制作を依頼すればよいか思案することになった。
フィレンツェにはブロンズ鋳造の伝統がなかったからである。
(略)
ギベルティが勝利した理由については、クラウトハイマーという学者の古典的研究がほぼ受け入れられている。
つまり、技術的にギベルティのほうが優れていたというのだ。
ブルネッレスキの浮彫は全体の重さが25.5キログラムだが、基盤の厚さは5ミリメートルしかない。
一方、ギベルティのそれは全体が18.5キログラムで、基盤の厚さは9ミリメートルある。
さらに、ブルネッレスキは四つの部分を合わせて一枚のパネルにしているが、ギベルティは全体を一つに作り、イサクの像だけを後から加える形をとっている。
つまりギベルティの作品は技術的にしっかりできており、全体の費用も40パーセント近く安い。
以前お話した、「古代以来最初の美術コンクール」(上記「フィレンツェの世紀」より)における、ブルネレスキとギベルティの「イサクの犠牲」とその審査基準について、詳しい解説書を見かけましたので、あらためて。
CHABUTTON 「幸運の羊くん“ちゃぼたん”」
チャボタンはパーツだけでなく、パーツを組み合わせた商品やパーツを使ったキットの企画、また日本の伝統文化やモチーフを組合せたオリジナル商品の展開をなど、手作りのぬくもり、楽しさを 感じてもらえる商品をご提案しています。
幸運の羊くん“ちゃぼたん”
『CHABUTTON』の人気キャラクター。
見ているだけで気持ちが和む癒し系のぬいぐるみです。
季節ごとにお着替えもしちゃいます。CHABUTTON公式HP 内 商品紹介ak様から、服飾パーツのブランド「チャボタン」の羊グッズを教えていただきました。ありがとうございます。
赤い帽子がついてるのはクリスマス限定バージョンですね。玄関先などに飾ってお客様を出迎えたいものです。
フェリシモ「フード付き あったかおうちねこ」ひつじバージョン
「ねこ」は、寒さのきびしい長野の南木曽町に伝わる防寒具。
作業しやすいよう袖はなく、冷える背中だけをあたためる工夫から生れた形なのです。
背負えば肩から背中までぬくぬくの、長野の防寒具「ねこ」を、動物バージョンで。
先日のパジャマもたいへんな感じでしたが、フェリシモって、動物化グッズ多いですよね……。いや、かわいいんです、かわいいんですが、たぶんそれはかわいいモデルさんが着てるからであって、ええと、その。
ジャン=フランソワ・ミレー 「帰途につく羊飼い」
「ミレー展 人と自然へのあたたかなまなざし」カタログ
ジャン=フランソワ・ミレーの「帰途につく羊飼い」です。
ミレーは数多くご紹介しておりますが、なかでも、「群れを連れ帰る羊飼い」や「家路につく羊飼い」などが近い雰囲気を持っているように思います。
パウル・ブリル 「洗礼者ヨハネのいる風景」
パウル・ブリル
1554(アントワープ)─1626(ローマ)
17世紀初頭の風景画の大家。オランダとイタリアとの間の重要な橋渡しをする。
(略)
マニエリストの巧みな資質に恵まれ、アンニーバレ・カラッチのしっかり構成された様式を熟知したことや、とりわけ1610年代にローマで出会ったエルスハイマーのおかげで自然の魅力に開眼したことが、彼を絵画的に心地よく釣り合いのとれた田園風景画の一様式へと導き、それが17世紀に彼に大きな成功をもたらした。
また光の表現における彼の感覚と繊細さはクロード・ロランの傑作に先駆けている。
パウル・ブリルの「洗礼者ヨハネのいる風景」を。
上の引用で影響関係が示唆されているカラッチについては「エジプトへの逃避」を、エルスハイマーは「洗礼者聖ヨハネ」及び「洗礼者ヨハネと天使たちのいる聖家族」をご紹介しています。クロード・ロランについては、まとめてこちらで。
また、洗礼者ヨハネを描いたものを数多くご紹介しておりますので、こちらでぜひ。
シャルル=エミール・ジャック 「池畔で羊の番をする牧童」
「ミレーとバルビゾン派の世界」展カタログ
シャルル=エミール・ジャックの「池畔で羊の番をする牧童」です。水辺でこっちを見ている子羊がたまりません。
これまでにご紹介したジャックは、こちらで。
カードゲーム 「ひつじがいっぴき」
先日の「シェフィ」に引き続いて、カードゲームをもうひとつ。
繊細にして愛らしいことこの上ないイラストが楽しめる、「ひつじがいっぴき」です。
いっしょに、あそびたいの
「ひつじがいっぴき」は、ひつじの数を数えながら手札を出していき
手札がなくなったら勝ちになる、簡単なルールのカードゲームです。
カードには、ひつじの家族たちの3篇のお話が描かれています。
ゲームと一緒にお楽しみ下さい。
絵柄や内容からしてファミリー向けですね。イラストにはなにも説明がついていませんので、小さなお子様と一緒にお話を作りながら楽しむのも素敵かと。ぜひ。