エル・グレコ 「洗礼者聖ヨハネ」

ひつじ話

「洗礼者聖ヨハネ」

大阪の国立国際美術館で開催中の「エル・グレコ」展が、今月24日で最終日を迎えようとしています。
大阪のあとは、1月から東京都美術館へ巡回する模様。
上の「洗礼者聖ヨハネ」など、エル・グレコをまとめて鑑賞できる貴重な機会です。ぜひぜひ。

大阪展
会期  2012 年10月16日(火)? 12月24日(月・休)
会場  国立国際美術館
開館時間  10:00?17:00(金曜は19:00) 入館は閉館30分前まで
        ※ 国立国際美術館(大阪・中之島)で、開催中の「エル・グレコ展」は、ご好評につき、会期末の3日間、12月22日(土)、23日(日)、24日(月・休)の開館時間を午後7時まで延長いたします(入館は閉館の30分前まで)。
休館日  月曜日(ただし12月24日(月・休)は開館)
東京展
会期  2013年1月19日(土)? 4月7日(日)
会場  東京都美術館 企画展示室
開室時間  9:30?17:30(金曜は20:00) 入室は閉室30分前まで
閉室日  月曜日(ただし2月11日は開室、12日は閉室)

展覧会では、以前ご紹介したことのある、コルプス・クリスティ学院の「羊飼いの礼拝」も展示されていました。眼福です。

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ウジェーヌ・カリエール 「羊飼いと羊の群れ」

ひつじ話

「羊飼いと羊の群れ」

 「田園讃歌 近代絵画に見る自然と人間」展カタログ 

19世紀後半のフランス、ウジェーヌ・カリエールの「羊飼いと羊の群れ」です。褐色を基調とする、静けさに満ちた世界。新潟市美術館蔵。

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グリミスのディック・ブルーナシリーズ

ひつじグッズ

歩行者用交通安全グッズ「グリミス」に、ディック・ブルーナのヒツジがあるのに気がついて、買ってまいりました。
グリミス

北欧では50年以上の歴史を持つ反射グッズ。
アクセサリー感覚でつけられるグリミスは夜間あなたの存在を確実にドライバーに知らせる「本物」の交通安全グッズです。

あっという間に日が暮れる今日この頃、こうしたものを一枚持っておくのは、心丈夫で良いかもしれません。
ディック・ブルーナは、以前、クリスマス絵本「クリスマスって なあに」をご紹介しております。

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トルヴァルセン 「金羊毛をもつイアソン」

ひつじ話

「金羊毛をもつイアソン」
1803?28年 大理石 高さ242センチ コペンハーゲン トルヴァルセン美術館

18世紀末から19世紀、デンマーク出身のベルテル・トルヴァルセンによる「金羊毛をもつイアソン」です。
これまでにご紹介しているイアソンを描いたものは、こちらで。
金羊毛の伝説については、こちらをご参考にぜひ。

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リーメンシュナイダーの洗礼者ヨハネ像

ひつじ話

リーメンシュナイダー
1490年頃、 ハスフルト、聖キリアン・コロナート・トートナン教区教会

15世紀末から16世紀初のドイツ、ティルマン・リーメンシュナイダーによる、洗礼者ヨハネの彫刻です。
これまでにお話している洗礼者ヨハネについては、こちらで。

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林十江 「十二支図」

ひつじ話

「十二支図」

動物画をよくした江戸後期の画家、林十江の「十二支図」から。

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大英図書館蔵 「ド・ライル詩篇」

ひつじ話

「ド・ライル詩篇」  「ド・ライル詩篇」(部分)
『ド・ライル詩篇』 キリストの生涯からの場面
イングランド、14世紀

中世イングランドの写本を。羊飼いへのお告げが描かれた場面があるようです。
この場面を描いたものは、これまでにもご紹介したことがありますので、こちらをご参考にぜひ。

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トロワイヨン 「河辺の道」

ひつじ話

「河辺の道」

 「田園讃歌 近代絵画に見る自然と人間」展カタログ 

バルビゾン派の巨匠、コンスタン・トロワイヨンの「河辺の道」です。千葉県立美術館蔵。
これまでにご紹介しているトロワイヨンは、こちらでぜひ。

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ニュース時事能力検定キャラクター ひつじじちゃん

ひつじ画像・映像

ひつじじちゃん
ニュース時事能力検定<ニュース検定>とは、新聞やテレビのニュース報道を読み解くための「時事力」を認定するもので、「時事問題」の理解に欠かせないキーワードや、社会の仕組みと流れについての知識を1級から5級の6段階に分けて測定する唯一の検定試験です。

羊の森さまから、ニュース時事能力検定試験の公式キャラクターがヒツジであるとのこと、お知らせいただきました。ありがとうございます。
キャラクターの名は「ひつじじちゃん」。

ニュース検定公式キャラクター ひつじじちゃん
ニュースを学んでいるヒツジです。
「時事問題が全部わかるようになりたい!」と“新聞を食べる”勢いで勉強中です。

がんばり屋さんのようです。でも食べるのはちょっと。

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聖ザビエル天主堂

ひつじ話

愛知県犬山市にある、博物館明治村に行って参りました。

明治時代は、我が国が門戸を世界に開いて 欧米の文物と制度を取り入れ、それを同化して近代日本の基盤を築いた時代で、飛鳥・奈良と並んで、我が国の文化史上極めて重要な位置を占めている。
明治建築も従って江戸時代から継承した 優れた木造建築の伝統と蓄積の上に、新たに欧米の様式・技術・材料を取り入れ、石造・煉瓦造の洋風建築を導入し、産業革命の進行に伴って 鉄・セメント・ガラスを用いる 近代建築の素地を築いた。
これらの建築のうち、芸術上、歴史上価値あるものも、震災・戦災などで多く失われ、ことに戦後の産業の 高度成長によって生じた、大小の公私開発事業により、少なからず姿を消していった。
(略)
明治村では解体されていく建造物の中から 価値あるものを選び順次移築復原を行った。

今回観てきたのは、かつて京都河原町に建っていた教会である、「聖ザビエル天主堂」です。
天主堂

公式HP内「聖ザビエル天主堂」

フランシスコ・ザビエルの宣教を記念して建てられたゴシック様式の建築物ですが、こちらの内陣に並ぶ九体の聖像のなかに、洗礼者ヨハネがいるのですよ。
とりあえず、中に。クリスマスシーズンのためか、大きなリースが下がっています。
天主堂内部
奥に進むと、むかって左奥に聖ヨハネが。足もとの子羊でそれとわかります。
洗礼者ヨハネ
ということで、足もとのアップも。
ヨハネ足もと
聖像も見ていて飽きませんが、そのほか、ステンドグラスなどが夢のようにみごとな建物です。お近くならば、ぜひ一度。
なお、洗礼者ヨハネのお話はずいぶんしておりますので、まとめてこちらで。

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カレッジ方眼ノート

ひつじグッズ

羊の森さまから、素敵な学習用ノートの存在を教えていただきました。ありがとうございます。
商品名は、キョクトウの「カレッジほうがんノート」。B5サイズで、5ミリの方眼罫が入っています。

カレッジほうがんノート ひつじ
及び
キョクトウ公式HP

使い勝手が良さそうですし、イラストは洒落てますし、大人が使ってもおかしくないのではないかと。
方眼ノート
表紙もかわいいですが、裏表紙がまた素敵です。
方眼ノート中身
中身はこんな感じ。タイトルシール付きです。
さて、なにに使いましょう。

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「こもりうた」

ひつじグッズ

「こもりうた」
ばあちゃんが
あかんぼ ひつじの ときは
まいばん ぴちっと メェ?をとじた

ビー・ピー・ニコル詩、アニタ ・ローベル絵、松井るり子訳の絵本です。
馬や牛や羊や、そしてさいごに男の子と女の子が、子守唄で寝かしつけられています。楽譜つき。

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「バウドリーノ」

ひつじ話

ピグミーにちがいないと思われる部族を一行は見た。
(略)
獲物は、長い棒に吊るされていたが、彼らはその棒を運ぶのに、両端にふたりずつ、四人がかりだった。
ピグミーのほうが鶴よりも背が低かったので、獲物は地面をこすることになった。
そのため、首のほうが棒にくくりつけられ、土ぼこりのうえには、鶴の足で長い線が引かれていた。
(略)
一行が最後に見たのは、背丈がヌビア兵の頭をはるかに超える巨人族だった。
彼らは巨人であり、また一つ目でもあった。
髪がぼさぼさで服装はだらしなく、ガヴァガイの言うところでは、岩の住居の建設か、あるいは、羊や牛の飼育にたずさわっていたが、この点にかんして巨人族の右に出る者はいなかった。
なぜなら、牡牛の角をつかんで引きずり倒すこともできたし、牡羊が群から離れれば、犬も必要とせず、片手を伸ばして羊の毛をつかみ、元の群に連れ戻したからである。

先日お話した「東方の驚異」関連で、もう少し。
ウンベルト・エーコの小説『バウドリーノ』です。
時は12世紀、稀代のホラ吹きを自称するバウドリーノが、実際に目の当たりにしてきたという驚異の数々を語る、虚実が激しくいりまじる一代記。
引用は、司祭ヨハネの国を目指すバウドリーノと友人たちが、異形の種族が行きかう市にたどり着く、「バウドリーノはプンダペッツィムに到着する」から。以前ご紹介したことのある小人族が、天敵の鶴を持ち込んでいるようです。

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犬三匹と子羊の散歩

ひつじ春夏秋冬

お散歩は子ヒツジと一緒に
ドイツ北部リューベック(Luebeck)に、牧羊犬3匹と一緒に子ヒツジを散歩させている男性がいる。
ウォルフガング・グレゼンス(Wolfgang Grensens)さんは趣味で牧羊を営んでおり、母ヒツジが死んでしまったこの子ヒツジを自ら育てているのだという。
子ヒツジのワリー(Wally)は生後6週間になるそうだ。

ak様から、ドイツのかわいいニュースを教えていただきました。ありがとうございます。
これは、情が移りますね。元記事の関連写真を見ると、ミルクも膝の上に乗せてやっておられるようです。

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