ジョヴァンニ・セガンティーニの展覧会が開かれていると知って、静岡市美術館に行って参りました。
こちらの美術館ははじめてだったんですが、JR静岡駅前に建つ大きなビルの中にあって、非常に便利です。
ポスターの作品は、セガンティーニ美術館所蔵の「アルプスの真昼」ですね。同じタイトルの別ヴァージョンが大原美術館にあって、そちらはご紹介したことがあります。
ほかには、国立西洋美術館の「羊の剪毛」が展示されてます。知らずに、この夏上野まで見に行って、なんで展示されてないんだろうと首をひねってしまってました。お恥ずかしい。
羊が描かれたものは数多くありましたが、なかでもみごとなのは、こちらの「羊たちへの祝福」かと。
聖セバスティアヌスの日に司祭が病気や事故から守るため、農民の羊たちに祝福を与えるというカトリックの風習を描いている。「アルプスの画家 セガンティーニ ─光と山─」展カタログ
こちらの展覧会は、平成23年10月23日(日)まで静岡市美術館、その後、平成23年11月23日(水)─12月27日(火)の期間、損保ジャパン東郷青児美術館に巡回するようです。ぜひ。