プトレマイオスによるアレクサンドロスのコイン

ひつじ話

アレクサンドロスの銀貨
大王の後継将軍たちは、王家との血縁関係を持っていなかったため、常に自己の権力を正統化する必要に迫られた。
もちろんすべてを決するのは軍事力であり、戦争での勝利こそが権力保持の第一条件である。
しかしそれに劣らず重要だったのが、マケドニア人兵士を自分に服従させるための政治的心理的な宣伝であり、そのさい最も頼りとしたのが大王のイメージである。(略)
中でも目を引くのは、大王に似た生誕神話や奇蹟譚を創作したことと、貨幣に刻まれた図像である。
(略)
プトレマイオスは、前321年にペルディッカスが殺された後、勝利を記念して新しい四ドラクマ銀貨を発行した。
表には、象の頭皮をかぶり羊の角をつけたアレクサンドロス、裏にはゼウスの坐像が彫られ、「アレクサンドロス王の」という刻印がある。

以前、リシマコスの銀貨をご紹介したことのある、アレクサンダー大王の姿が刻まれたコインをもうひとつ。こちらは、プトレマイオスによるものです。
アレクサンダー(アレキサンダー、アレクサンドロス)大王関連では、他に、「アレクサンドロス大王物語」「おしゃべりの樹」「プルターク英雄伝」などをご紹介しています。

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雪印こどもの国牧場のヒメちゃん

ひつじを見にいく

らいおんひつじ
予想以上の出来栄えに毛刈り部メンバーも大満足です。
ライオン姿のヒメちゃんを見る事が出来るのは5月一杯までの予定なので、見に来る方はお早めに!

コリデール&ロムニー様から、横浜の雪印こどもの国牧場サイトで読めるスタッフブログがステキとのお知らせをいただきました。ありがとうございます!
5月21日の「らいおんひつじ」が、もう、なんというか、たいへんです。

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「ボーデの古星図」カード

ひつじグッズ

ボーデの古星図 ボーデの古星図(部分)

先日の19世紀インドの星図に続いて、星図のグッズをひとつ。18世紀ドイツ、ボーデの古星図を使ったポストカードです。

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『黄金伝説』より「聖パトリキウス」

ひつじ話

ある男が、隣家の羊を盗んで食べてしまった。
聖パトリキウスは、だれであろうと盗んだ人は罪のつぐないをしなくてはならないと、なんども人びとに説いて聞かせた。
しかし、だれも名のりでなかった。
そこで、パトリキウスは、みんなが教会に集まった席でイエス・キリストのおん力にかけてその羊を呼びだし、それを食べた人間のからだのなかで啼かせることにした。
羊は、盗みをはたらいた男の腹のなかで「メエー」と啼きだした。
こうして、その男は、たいへん恥ずかしい思いをして罪ほろぼしをしなくてはならなかった。

中世ヨーロッパの聖人伝、ヤコブス・デ・ウォラギネの「黄金伝説」より、聖パトリキウス(パトリック)の章を。
「黄金伝説」からは、これまでに聖アグネス聖クレメンスの章をご紹介しています。

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19世紀インドの星図

ひつじ話

インドの星図 インドの星図(部分)

トプカプ宮殿の柄鏡ペルシアの皿絵星曼荼羅クチャの石窟壁画、はたまた司馬江漢の天球図と、ヨーロッパ以外の場所にも黄道十二宮を描いたものは多く見られるのですが、加えてもうひとつ。1840年頃のインドの写本です。

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歌川国芳 「十二支見立職人づくし」

ひつじ話

「十二支見立職人づくし」 「十二支見立職人づくし」(部分)

 「没後150年 歌川国芳展」カタログ 

「道外獣の雨やどり」「道外十二支 かみゆいどこ未」で髪結いや紙屑屋の羊を描いた歌川国芳による、職人すがたのひつじをもうひとつ。こちらでは、髪結いのようですね。
大阪市立美術館で6月5日(日)まで開かれている「没後150年 歌川国芳展」で、現物を観賞できます。大阪展の後は、静岡、東京に巡回の模様。
これまでにご紹介した歌川国芳については、こちらで。

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カレルチャペックの紅茶とユニクロTシャツ

ひつじグッズ

TAKIさまから、以前グレープティーの缶を買ったカレルチャペック紅茶店関係の情報をいただきました。ありがとうございます。

ウエルカムティー

新作のひつじ柄缶が出ていたのですね。まだ買えると良いのですが。
そして、もうひとつの新作カレルチャペックひつじは、ユニクロで手に入ります。女児向けのコラボTシャツですね。990円。

GIRLS カレルチャペックパフスリーブT

大人向けは、出ない……でしょうね。残念。

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英一蝶 「涅槃図」

ひつじ話

涅槃図 涅槃図(部分)

森徹山のものをご紹介したことのある、仏涅槃図をもうひとつ。ボストン美術館所蔵の英一蝶による涅槃図です。縦3メートル近い巨幅とのこと。

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サーンチー仏教遺跡の石彫

ひつじ話

第一塔東門裏面 東門裏面(部分)

インドの仏教遺跡であるサーンチー仏教建築物群の写真集から。
第一塔東門の裏面中央部に、ブッダの教えを聞く動物たちの浮彫が見られるのですが、その中にあってひときわ異彩を放つ人面の羊が。前世が人であったことを示すものとのこと。

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スキタイの胸飾り(トヴスタ=モヒーラ古墳出土)

ひつじ話

胸飾り 胸飾り(部分)
1971年に黒海北岸で発掘されたトヴスタ=モヒーラ(トルスタヤ=モギーラ)古墳は、高さが8.6メートル(造営当時は推定で高さ13.5メートル、直径52メートル)で、現存するスキタイの古墳の中では最大級というわけではないが、二つの墓室のうち一つが荒らされていない状態で見つかったため、注目された。
(略)
女性は全身に金製品をちりばめた状態で発見された。
頭には冠、胸には胸飾り、両腕に腕輪、そして衣服は腐ってなくなっていたが、それに縫いつけられていた小さな金製飾板がたくさん発見された。
胸飾りは、文様帯が三列に分けられている。
(略)
内側の文様帯にはスキタイの日常生活が描かれている。
中央に羊の毛皮を引っ張っている二人の半裸の男、次いで馬と牛の親子、女性と子供による搾乳風景、ヤギ、鳥と続く。

エルミタージュ美術館の所蔵品をご紹介したことのある、スキタイの黄金の胸飾りをもうひとつ。ウクライナ歴史宝物博物館蔵です。

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エルスハイマー 「洗礼者聖ヨハネ」

ひつじ話

「洗礼者聖ヨハネ」

「洗礼者ヨハネと天使たちのいる聖家族」をご紹介しているアダム・エルスハイマーの小品、「洗礼者聖ヨハネ」を。
洗礼者ヨハネのお話は、これまでにずいぶんしておりますので、こちらで。

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ミレー 「夕映えの中の羊飼いの女と羊」

ひつじ話

「夕映えの中の羊飼いの女と羊」

ジャン=フランソワ・ミレーの晩年のパステル画、「夕映えの中の羊飼いの女と羊」を。
ミレーは数多くご紹介しています。こちらでぜひ。

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聖アグネスの小像

ひつじ話

聖アグネス
樫材、オリジナルの彩色
36.1×15.1×8?
「アーヘン市立ズエルモント=ルートヴィヒ美術館所蔵 聖なるかたち 後期ゴシックの木彫と板絵」展カタログ

16世紀初頭、メヘレンで制作された聖アグネスの像を。
祈祷のための小厨子に納められて信仰の対象になったものとのこと。

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ヨーゼフ・ヒッケル 「皇帝ヨーゼフ2世」

ひつじ話

「皇帝ヨーゼフ2世」 「皇帝ヨーゼフ2世」(部分)

 「ハプスブルク王朝の都 ウィーンの歴史と芸術」展カタログ 

神聖ローマ皇帝ヨーゼフ2世の、金羊毛騎士団勲章をつけた肖像画を。
ハプスブルクの人々の肖像画は、これまでにいくつかご紹介しておりますので、こちらで。
金羊毛騎士団に関しては、こちらを。

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怪現象? 37匹の白い雌羊が黒い羊だけを60匹も出産

ひつじ事件

黒い仔羊の群れ
自作農地にて羊を飼っているというデュトワさん夫婦は今年4月2日、羊の出産に立ち会った。
白い羊のメスと白い羊のオスから生まれたのは真っ黒な羊。突然変異で白羊から黒羊が生まれることはまれにあるそうで、その割合は1000匹に1匹くらいと言われている。
その後生まれてくる羊は皆全て黒羊だったそうで、その数なんと60匹。37匹のメス羊が黒い羊を出産したそうで、お相手のオス羊は全てローリーさんという名前の1歳のオス羊だったそうだ。

もりもとさんから、イギリスで起こった異常現象を取り上げた、カラパイアさんの記事を教えていただきました。ありがとうございます。
確率が低いのを通り越して、ゼロだと思うんですが。まぁ……、まぁでも、誰も困ってないし、かわいいから良しです。

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