アメン Amon
エジプトの「神々の王」。
最初は上エジプトのテーベの神で、豊穣の神として崇拝された。
徐々に重要な神とみなされるようになり、もっとも輝かしいファラオを守護する神となった。
2本の羽根をつけたかぶりものを着用したしたかたちで描かれることが多い。
時には雄羊の頭をもった姿でも描かれる。
紀元前2000年紀の第18王朝の頃には、アメンはエジプト全体の最高神となっていた。
そしてアメン・ラーという名で、太陽神と同一人物だとされた。
ただしラーは独自の神として信仰されつづけた。
昨日の「アレクサンドロス大王物語」に続いて、アメン神のお話を。なにをいまさらですが、神話事典から「アメン」の項目を引いてみました。