だいぶ前に食玩を紹介した四羊銅方尊(四羊方尊)ですが、
商时期 盛酒器
1938年湖南宁乡出土
采用圆雕与浮雕结合的装饰手法,将四羊与器身巧妙结合。
形は方形の尊(酒器)で、四隅に羊が象られている。羊頭には大きな巻角と饕餮文風の眼があり、雷文で飾られている。巻角の形から見て、この羊はアルガリであろう。羊のくびと背には鱗文、胴部には長冠をつけた鳥文を付け、圏足の上には細長い前脚が浮き彫りにされている。羊頭の間には犠首がつき、その蛇身が肩の上面をはっている。頚部には蕉葉文・饕餮文、圏足には夔龍文が飾られる。羊を取り込んだ見事なデザイン、精緻な文様、高度な鋳造法、まさに殷(商)代青銅器の粋を凝縮した作品である。
先日、骨董市を見にいったら似たような形のものが売られていました。
付いている値札には「28万円」の文字。
いや、無論レプリカの類だと思うのですが。
眺めていたらお店の人から「安くしますよー」と声をかけられましたが丁重にお断りさせていただきました。
いくらひつじ好きでもその値段はちょっと出せないんですが。
せめて10分の1とかならまだ。
そもそも相場の見当がまったくつかないので、とりあえず、台北故宮博物院の公式日本語ガイドページ内にあるミュージアムショップ情報を見てみたところ、青銅器のレプリカがNT$ 68,000でした。ああ、やっぱりそれくらいなんですね……。