愛知県江南市、音楽寺の円空仏。
愛知県江南市にある古刹、音楽寺の「あじさい祭り」を見物してまいりました。
花咲き乱れる境内もすばらしいのですが、じつはもうひとつ、このような目的が。
十二神将は、薬師教を信奉する者を守る十二の夜叉神で、薬師如来の眷族であるとされ、また、その化身であるという。十二神将に十二支を配することが行われ、十二神将の頭上に十二支獣をいただいた形式のものもあり、また各々が十二支獣に乗った形式のものもあります。(略)
音楽寺境内にある「村国の郷歴史資料館」にて拝観が可能。(拝観料300円)あじさい祭り期間中(毎年6月上旬から下旬)に開館しています。
十二支の動物を頭にのせた円空の十二神将が、この時期一般公開されるのです。
資料館内は明るく、ガラス越しながら仔細に拝見することが可能。どの像も円空らしい、丸い優しいお顔です。撮影は不可なのですが、代わりにきれいな絵はがきを買ってまいりました。
あじさい祭りは、今年は6月24日(日)までです。ご縁があれば、ぜひ。
なお、円空仏は、これまでに、名古屋市の鉈薬師と、同じく名古屋市の荒子観音を、
また、十二神将像は、岐阜県可児市の願興寺などをご紹介しています。
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