古代エジプトの羊のミイラ

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エジプトでは動物までもミイラにされた。
カイロに近いサッカラで発見された羊のミイラは、アモン神と同じ型の角を持っていた。
このミイラには毛や皮がなく、かわりに布が巻かれていたが、カイロの農業博物館に保存されているウールのフリースと毛糸はすでにまだらでない羊からとったと思われるものだった。
このウールは紀元前1400年頃のエジプト18王朝のファラオ、イクナートンを祀る寺院に残されていた。
同じ頃のバビロニアのウールにくらべると質はやや落ちるが、まだらでないということは、エジプトでも羊種の改良が進んでいたことを示唆している。

古代エジプトのミイラです。アモン(アメン)神については、こちらで。

ひつじ話

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