不乗森神社の十二支彫刻。
愛知県安城市の、不乗森(のらずのもり)神社にお参りしてきました。
名古屋鉄道新安城駅から、北へ徒歩20分。車道から脇へ一本入ったとたんに、森閑とした森が目に入ってきます。
当時社頭は、旧鎌倉街道に沿い「野路の宿」(現知立市八ッ橋町)と共に「宮橋の里」と称する駅次の所在地にして、古来より街道を往来する人々は、社頭通行にあたり馬に乗りし者は下馬して自ら敬虔の念をもって拝礼の上通行した。
故に駄野森山王宮と称したが、明治維新改革に際し不乗森神社となる。
鳥居をくぐると、正面に神楽殿。
今回の目的は、こちらの神楽殿を飾る十二支彫刻です。
未……未は、たぶん西南方向だから、ええと、……あ、いたいた。
なんだか良い表情をした見返りヒツジが。
他の彫物たちもたいへん見事でしたので、下に。
大根をかかえたラブリーなネズミとか、
十二支とは別の場所にいた、これは、応龍でしょうか。
神社などの十二支彫刻は、これまでにいくつかご紹介しています。
高山祭の屋台「豊明台」、大阪は勝鬘院、多宝塔の蟇股、大垣まつりの「相生やま」と「榊やま」、大阪天満宮表門の方位盤、松島は五大堂の蟇股、東京は上野公園の旧寛永寺五重塔の蟇股など。
ご縁があれば、ぜひぜひ。
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